映画「金の国 水の国」が面白くない?なぜつまらないと低評価があるのか感想レビューを調査

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1月27日に全国公開となった「金の国 水の国」。
「このマンガがすごい!」大賞で、2017年に『金の国 水の国』、2018年に『マロニエ王国の七人の騎士』と連続して、異なる作品で1位を獲得した唯一の作家・岩本ナオさん原作の漫画を映画化。

原作はどの界隈からも絶賛しか聞こえてこない今作。
筆者も試写会に応募しまくって落選、劇場で早く観たいと楽しみにしています。

そんな中、映画を見て「面白くない」という感想もチラホラ。

「低評価」を常に確認するタイプの筆者は、この作品のどの点が低評価なのか純粋に気になり、「つまらなかった」「ここはちょっと残念」などの低評価をまとめてみました。

ネタバレを含む感想については、【ネタバレ有り】と表記してクリックすると表示される仕様にしています。
詳しい内容を知りたくない方はご注意ください。

映画「金の国 水の国」のあらすじ

100年断絶している2つの国。

<金の国>の誰からも相手にされないおっとり王女サーラと、
<水の国>の貧しい家族思いの建築士ナランバヤルは、
敵国同士の身でありながら、
国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。

お互いの想いを胸に秘めながら、
真実を言い出せない不器用な2人の
<やさしい嘘>は、国の未来を変えるのかー。

「金の国 水の国」 公式HP

映画「金の国 水の国」がつまらないという感想

説明セリフが多く感じて感情移入ができなかった。
絵もチープに思えてしまった。
声優上手いんだけど俳優さんの顔がチラつくから知らない人の方がいいんだけど。
まあ今は本職の声優さんも表に出てるんで一緒か

んーーーーー
何か色々と物足りない・・・
色んな作品の良い所をMIXさせたみたいなストーリーでオリジナリティが低いなって思ってしまった

優しい世界過ぎて自分にはハマらず

ストーリーは誰とでも楽しめる無難な内容に仕上がっていると思います。ただ、その副作用として優しすぎる世界観となっており、盛り上がりに欠けると感じました。 作画は微妙ですが、大して気にはなりません。 音楽は普通です。記憶に残りません。

出典:Yahoo映画レビュー

なにひとつ思った通りに進まない少女漫画、という印象の作品でした。(偏った個人的意見ですよ)

私自身がかなりの少年漫画脳であるということを除いてみても物語構成がゆるくて正直どうでもいい。

二つの国の争いも「そんなことで解決できるのなら何年も争いは続かないだろ」というくらい雑な感じで。

主人公の男女もなにも根っこが無い。「だからこうしたい」が無いままにフワっと物語が進行するので誰の気持ちにもなれない。

演出的にも主人公の男性の顔を赤面させすぎていて萎えます。

唯一、登場するワンちゃんの作画が可愛くて改めて「あぁ、アニメっていいなぁ」って思えました。

「上映の最後に特典映像があります」と宣言されたもののキャストと監督の対談内容があまりにも希薄で何のための特典映像だったのか意味が分からず浜辺美波ちゃんだけをずっと眺めていました。

他にも使えるようなコメントあったでしょうに。なんでアレを使用したのか全く意味が分かりませんでした。

ロシアのウクライナ侵略という悲惨な状況に打ひしがれている今こそ、国家間のわだかまりを平和的に解消するという物語はタイムリーであり意義深いものであったと思う。日本だけでなく世界が求める映画になったかもしれないのに、映画の完成度が低くて残念だ。ストーリーを混乱させる説明的なセリフの多さや、唐突に変わる登場人物の性格など違和感ありあり。お花畑的なおとぎ話の世界に浸りたかったのに、消化不良な映画だった。

出典:Yahoo映画レビュー

と思わせる作品でした。 ストーリー自体はとても素敵で良いお話なのですが、いまいち入りこめませんでした。低学年向けというか、主人公二人以外の人物像に深みが無いというか。

主人公たち二人が何に葛藤してどう感じて行動を選択したのかもわかりにくい。 もう少し描写を増やして欲しかったです。 初見には厳しいと思います。 原作は何巻なのかな、結構圧縮してるのでは?と思います。

わかりやすくすると時間内に入らないし、短縮し過ぎると淡泊になる、難しいところだと思いますが。原作漫画が好きな人向けなのかな。

あとサブキャラたちの設定も粗があり過ぎませんかね、なんで左大臣が末姫つき侍女に説教されてるの?とか、右大臣左大臣が北国出身の愛人、街で偶然出会った元祈祷師等々、ガバガバ過ぎて、手前に何かその切欠があったのかもしれませんが描写が無いので、その辺のもやもやが気になって入り込めませんでした。

戦争は殺し合いです。 対立する国同士で相手の国の人間に自分の身近な人を殺されたら、どう理性で殺し合いを続けるより子どもたちのため仲良くした方が良いとわかっていても 感情がそれを中々許さない。

そういう国同士の人間の葛藤的なものがミリ単位も入ってないので、どうにも物語の背景装置だな、という感想で「戦争になったらまずい、絶対駄目!」という危機感が感じられませんでした。 あと人は深く思案できる善人ばかりでなく自分の利益だけしか考えられない人もいる。そういう人が一切登場しないので薄味というか、深みが無いというか。

普通にその辺の要素入れないで敵対した国同士のラブストーリーに要素絞って作った方が良かったのでは、と思ってしまいました。 諸々スルーできなかったので自分は楽しめませんでした。

出典:Yahoo映画レビュー

「つまらない」とまでは言わないけど、残念だと思った箇所を指摘している感想

話はそこそこ面白いけど、キャラクターに魅力が感じられませんでした…

出典:Yahoo映画レビュー

映像が美しく、テンポもよいのですが、盛り上がりに欠けました。 メインキャストの声優の力量不足も大きいと思います。

出典:Yahoo映画レビュー

声の出演者は本当に良かった。主役2人はもちろん脇を固めるベテラン勢が豪華。

ちょっと足早な展開のように感じた。テレビシリーズでじっくりと見たい気もする。
・・・・・・・・・・

普段は洋画、韓国映画が多くアニメ映画は観ないのですが、絶賛レビューに興味をひかれ鑑賞。
原作未読につき省略されているのかもしれませんが、金の国水の国との政治的な駆け引きや国王と王女の軋轢など、エピソードの一つ一つに厚みがなく物足りなく感じました。また主人公二人の心の声をいちいち拾っているので、実写映画と比べて話のテンポが悪いように感じました。
絵はとても綺麗で、主人公の優しい人柄には好感が持てるので、終始ほのぼのしました。

出典:Yahoo映画レビュー

試写会で。
原作は少女漫画らしく座席の8割くらいは女性だったと思う。
予告編でも割と女性向けな印象は受けたけど、実際見てみると男性でも何も支障なくというかいっそ疲れたおじさんくらいの方がちょうど良いまである。

話はかなりまったりしていて不快感の薄い内容。
周り皆が根は良い人だという前提で観れば展開もそこまで気にならない。
ヒロインの子はだんだんと愛らしさが感じられて受ける印象の変化がちょっと楽しい。ただ他の人たちと比べるとどうしても声に違和感はあった。

あと、泣けるかと言われるとさすがに起伏が足らないかなあ。
まあこれは宣伝の仕方の問題か。

試写で観た。
原作未読で行ったが、楽しんで観ることができた。

好きだったところ
→キャラクターが魅力的
→話が作為的でなくキャラの感情で動いていくため、共感を生んでいた
→絵は過剰に綺麗なわけでなく世界観とあったデフォルメ具合でいい。光の表現も良い

微妙だったところ
→カタカナの名前が多く出るため、少しややこしい。途中から慣れた。
→プロローグが個人的に速くて、特に両国の婿と嫁を送る仕組みを理解できてなかった。
→かなり駆け足なため、盛り上がるポイントで盛り上がりきれなかった(おそらく尺の問題)

観ると暖かい気持ちになります。

100年間国交が断絶している隣り合った2つの国。それぞれが欲しいものを求めて戦争寸前の状況を変えようとしたのは、お互いを思い遣る不器用な愛でした———賞に輝いた同名漫画のアニメ映画化。

初めて試写会が当たったから行ってきた!いえい✌︎
渡邉監督は顔がちっちゃかった。主題歌を歌った琴音さんは肌白くて輝いてた。それとワンピの不思議な箇所に穴開いてて肌見せしてた!寒そうだけど寒くないらしい、新潟出身だから。皮膚強い!

お話はとても優しい。主成分が優しさ☺️
ひとりひとりに寄り添う優しさで、理解不能な思考を持った悪者は出てこないし相互理解を扱っててほんと現代的。

色合いも美麗というよりは、砂漠の黄金色や緑や水が滲むような彩りで目に優しくてぽわんぽわん🤤

原作を愛してやまないという渡邉監督の一身な愛は存分に感じるし真摯的に作られててほっこりするけど、作品との距離感は間違えてる。
これだとすでに原作漫画を読んでて大好きな人にしか届かないと思う。絶対原作を読んでから観る方がおすすめ。

観終わったら誰もが心の中に優しい一陣の風が吹いて清々しくなるけど、その風はあまりにも弱く前髪を揺らすぐらいでしかない。そんな微風を誰も思い出すことはないよね。

猫も犬も大好きなわたしは2匹が仲良く戯れあってるとこで1番泣きそうになってた🥹

ジャパン・プレミアにて。
不思議な魅力を有するアニメ作品。
驚くようなエピソードやシーンがあるわけでもないのに、没入して最後まで見ることができた。

見ていて感じたのはこの物語はひたすらに“優しい”という事。
こんなにも寄り添い温かく語りかけてくるキャラクターばかりの作品はそうそうないだろう。
正にキャッチコピーの通り。

だからか捻くれた自分には少し眩しすぎてしまうのだけど…
あえて言うなら綺麗に纏まり過ぎてしまい、インパクトに欠けるといった感じ。
とはいえ、声優を務めた賀来賢人、浜辺美波、戸田恵子達はみな上手。
特にサーラ役の浜辺美波の声はおっとりしたキャラクターの性質にピタっとフィットしており、本職ではないのに見事にこなしているな〜と感心させられた。

また、ジャパン・プレミアという貴重な機会に参加出来たのも良い経験。
生の歌唱シーン含め豪華絢爛な演出の数々に酔いしれ、賀来賢人のカッコ良さにも驚かされる。
彼は映像でみるよりも大きく見え、話も巧みでオーラがあった。

本作は原作が数々の賞を受賞してるとのことで、その良さが存分に出ていたように思える。
ただ、僕のような刺激を求めるタイプには少しアクが弱い為、純粋で心のキレイな人向けの作品かな(笑)

琴音さんの歌がやっぱり良かったねぇぇ
映画の内容としては、登場人物の背景の描き方が中途半端、あと説明し過ぎ感

PV通りです。
逆にそれ以上の感動や中身を期待すると物足りなく感じると思います。

犬と猫を送って戦争に発展するような仲ならすでに戦争なってるはずですよね、

試写会にて鑑賞。

壮大な設定のはずなのに、そんなに話に感情移入が出来ず、たいして心も揺さぶられず、淡々と終わった感じ。。

「2023年初泣き」なんて書かれていたけど、私は全然泣けなかったなー。ほっこりはしたけども。

サーラはおっりしてて可愛かったなー。
浜辺美波さん、声優お上手でした。
サラディーンがさすがのイケボでした。

・いいんだけどなんか深みに欠けるのはなぜだろう
・主演お2人が声の演技とても上手でびっくりした
・秘密の通路すごすぎ
・ナランバヤルがフリンライダーみたいでかっこいい
・「すぐにかえりますよ」◎
・お嬢さんって呼び方けっこうすきだけど最後くらい名前で呼んでほしかった笑

状況、心情を全部言葉で説明してくれる。それは全くありがたくない。鑑賞者の国語力を養えない。そういう意味で子供には勧めたくない。
犬の糞、猫の糞をどちらが片付けるか、で戦争が起きるおとぎ話要素と、でも両者には資源確保と交易路確保の国の存続を懸けた政治的目的があって、というリアルさが共存していて、世界観についていけない。間違いなく前者が余計。
登場人物が適当に描かれすぎている。レオポルディーネはせっかくの第一王女の発言力と反戦組として役割を活かしきれておらず、時計の修理を依頼しただけの人に留まっているし、ほか二人の姉妹に関しては何もしていない。ライララもしれっと家族を人質に取っているし、全く推せない。
『お父様が国王でよかった』どこが?嘘をついただけ?あっさり解決する。
国王のプライドの高さはその後も健在。ラスト、ようやく和解したのかと思ったら、まだ上から目線で、謝罪しないし、全然スッキリしない。
太っている=醜い、に対して何十人もいて誰も否定しない、間違っていると指摘しない。『俺はアリだぞ』は全くフォローになっていない。
選民思想を持っている国民の洗脳をどう解くのか。戦争責任は?もっと語られるべきことはたくさんあるような気もするけど。
浜辺美波氏の細い声がぽっちゃり女性とマッチしない。不自然。優しさは伝わる。『〇〇です“わ“』の違和感。もう古い。無くてもお嬢様臭は出せる。いい加減やめようよ(定期)
ナランバヤルが方言と標準語を混同していて気持ち悪い。それ以外は結構ハマっていて、賀来賢人感がなく声優としての力量に素直にすげぇと思った。
キャストや監督、以外に音楽作曲家のエバン・コールさんが登壇しており、舞台挨拶としては珍しい光景だった。制作スタッフの話は貴重。
西アジア音楽が声でかき消されてしまって悲しい。そっちが聞きたい!!

めっちゃ変な話でした。こういう話に展開していくんだろうな、という予想が全部外れて、結局なんなんだこの話、となりました。
ナランバヤルが国交のために水路をひきたいと思っていたなんて描写もされていなければ想像だにしなかったのでサーラと出会えたことは偶然なはずなのに必然のように話が進んでいき急な展開に全くついていけず、ポカンでした。
圧倒的にいろんな描写が足りない。左大臣は絶対悪者なんだと思っていたら最後までいい奴で驚いたし、ナランバヤルはサーラの何が良くて好きになったのかも正直わからなかった。猫が贈られたという事実にサーラが気がつくのが遅すぎる。おいおいそうはならんやろ、って感じで。
あと右大臣「しゅみましぇーん!」って、暗殺されかけてそんなんで許せるはずがない、ここらへんは少女漫画だなーと思いました…。
犬が可愛いのと、ナランバヤルのキャラデザがかっこよかったのがよきでした!

「つまらない」と指摘されている点をまとめてみると、

  • 話の盛り上がりやインパクトに欠ける
  • 説明セリフが多すぎる
  • 話のテンポが速すぎる
  • 前宣伝ほど感動がない
  • 俳優である主役二人が、他の声優と比べて力量が劣る
  • 優しい世界過ぎて物足りない

このような声が多かったです。

逆に「老若男女誰にでも勧められる」「声優として主演の2人が上手い」「テンポが良くて飽きない」「めちゃくちゃ感動した」という高評価の声もあります。本当に捉え方の違いですね。

プロモーションで煽り過ぎて感動できなかった点は残念ですが、その他の理由は「作品と観客の趣向性の違い」の部分が大きいと感じました。

この優しい世界観を好む人・好まない人で評価が分かれるということなんですね。

映画『金の国 水の国』を楽しめるのはこんな人

総合的に、この映画を楽しめるのは下記の方でしょう。

・心を浄化できるような優しい世界観を欲している
ハッピーエンドのおとぎ話的ファンタジーが好きな方
・話の起伏やインパクト、感動を求めすぎていない

ほぼ原作通りの映画とのことですが、この世界観が好きな方は原作漫画も見てみると良いですね

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