フィガーランド家の意味が小説版に!イム様・天竜人との歴史も?シャンクスの血統を考察

※本ページはプロモーションが含まれています。

2022年8月6日に公開された「ONE PIECE FILM RED」では、五老星から「フィガーランド家の血筋」という言葉が発せられました。

これまでの経緯などを鑑みて「シャンクスはフィガーランド家の血を引く者」だろうと考えられますが、小説版には気になる記載も。

ここでは更に掘り下げて、

  • ノベライズ本(小説版)に出てきた「フィガー」を用いた記載とは?
  • 「フィガーランド」の言葉の持つ意味
  • 「フィガーランド」の言葉の持つ意味と、イム様との関連を探る
  • 結論:「フィガーランド家」とは一体どんな一族か?

について、考察してまとめてみました!

映画「ONE PIECE FILM RED」のネタバレを含む場合がありますのでご注意ください。

▼ウタ嫌い、「ONE PIECE FILM RED」に対しての批判的意見のまとめ

目次

フィガーランド」の言葉の持つ意味

「ONE PIECE FILM RED」や、その来場者特典である「ONE PIECE40億巻」に書かれていた内容により、「シャンクスはフィガーランド家の血を引く者」だということが決定的になりました。

詳しくは下記の記事に詳しく記載しています。

ここでは、フィガーランド」の言葉の持つ意味について、考察していきます。

ノベライズ本(小説版)に出てきた「フィガー」を用いた記載とは

>>ONE PIECE FILM REDノベライズ版

「ONE PIECE FILM RED」のノベライズ本(小説版)には、「フィガーランド」に関係するのではないかと思われる気になる記載がありました。

サニー号がウタの力で動くぬいぐるみのような可愛い容姿にされてしまったことを表す描写で、

随分小さくなってしまったが、サウザント・サニー号の船首像フィガーヘッドにそっくりだ。

「ONE PIECE FILM RED」ノベライズ本 P98

船首像 ⇒ フィガーヘッド

と書かれています。

船首像という記載だけでも問題なく伝わるのにわざわざ「フィガーヘッド」とルビを打っていることからも、作中に出てきた「フィガーランド家」と関わりがあると考えるのが自然かと思います。

また、この「フィガーヘッド=figurehead」には、船首像の他に

名目上の長(リーダー)、傀儡(かいらい)という意味があるんです。

フィガーヘッドの意味を鑑みて「フィガーランド家」を考えてみると、

  • 天竜人の中でも頂点に君臨するような地位にある一族
  • 天竜人でなかった場合も、世界の先頭に立つような歴史があった「世界政府も無下にできない一族」
  • 地位的には高いところにいるが、実質的な役割を持たないお飾りの一族

という特徴があるのではないかと考察できます。

「フィガーランド」の言葉の持つ意味

続いては「フィガーランド」の言葉の持つ意味について考えていきます。

どのような表記をするか、どこを一語と考えるか、単語内のどの意味を採用するかによってもいろいろな解釈ができると思いますが、大まかには下記のような意味が考えられます。

まずは「figure」「land」と考えた場合。

フィガーランドfigure land の場合

figure⇒ 形、形状、形態、外観 人物、大人物、大立者 象徴

land⇒ 陸地 土地 

この場合は「国を創り上げた立役者」「その土地の象徴」というような意味が浮かび上がってきます。

続いて「fig」「garland」と考えた場合。

フィガーランドfigarland の場合

fig⇒ イチジク 正装、装い 

garland⇒ (花・葉などで作り,名誉・勝利のしるしとして頭・首につける)花輪,花冠.
(勝利・成功の)栄冠、栄誉

イチジクの花冠?なんだそりゃ?と思っちゃいますが、

イチジクは聖書の中で創世・再臨・終末の例えと関連して登場することがあり、神聖な植物の1つとされています。

イチジクと創世記

『旧約聖書』の創世記(3章7節)に「エデンの園で禁断の果実を食べたアダムとイヴは、自分たちが裸であることに気づいてイチジクの葉で作った腰ミノを身につけた」と記されている。

聖書の創世記のエピソードから転じて、英語などで「イチジクの葉」(fig leaf)「隠したいことを覆い隠すもの」という比喩表現として用いられる。

出典:wikipedia

そして花冠や栄誉。“花” “勝利” “名誉”というワードでワンピースを振り返ってみると「虚の玉座」に座り「花の部屋」でくつろぐイム様が想起されます。

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「フィガーランド」の言葉の持つ意味とイム様との関連を探る

800年前に「ある巨大な王国」を滅ぼして世界を創り上げた王達の末裔である「世界政府」より立場が上だと描かれているイム様。

  • ルフィと黒ひげの手配書を引き裂く(Dの一族との敵対)
  • しらほしの写真にナイフを突き立てる(古代兵器の存在を忌む)
  • ビビの写真を見つめる(ネフェルタリ家は、元々は同じ天竜人で世界を創造した仲間)

という行動から、空白の100年に深い因果のある人物であると考えられます。

その存在は謎に包まれていて、多くは明かされていません。

イム様の語源は「アダムとイブから1文字ずつ取った」という説があり、
また作中に出てくる悪魔の実も「アダムとイブが食べた禁断の果実」から着想したのではないかとも言われています。

「イチジクの葉」「隠したいことを覆い隠すもの」という比喩表現だというのも
「常に隠されてきたイム様の存在そのもの」とリンクして、ここでも関連が見えます。

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結論:「フィガーランド家」とは一体どんな一族か?

これまでの内容を鑑みて「フィガーランド家」を考察すると、

  • 800年前にこの世界を創世した一族の1つ
  • 世界の頂点に君臨している神聖なる一族
  • 常に「存在」や「行い」を隠されてきた一族
  • 大いなる使命を遂行する名目上の長

という要素が浮かび上がり、

「フィガーランド家」とは「イム様の一族」なのではないか

と思わずにはいられません。

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シャンクス=「イム様と同じ一族出身」と考えられる根拠

この考えで行くと、

シャンクス=フィガーランド家=イム様と同じ一族

となる訳ですが、その根拠はいくつかあります。

※下記の記事でも説明しています。
>>ワンピース40億巻ネタバレ内容考察|シャンクスの秘密や赤髪海賊団の情報が続々明らかに!

  • 海軍将校達を前に「おれの顔を立てて貰おう」と頂上戦争を終わらせ、「お前ならいい、責任は自分がとる」と当時の元帥センゴクに言わせていること
  • 重要な世界会議の最中に五老星と密会できていること

という、シャンクスと世界政府や海軍との関係性はもちろん、

  • 例え天竜人の血族であっても、その地位にいない者には非道な扱いをする
    →天竜人としての暮らしを放棄した「ドンキホーテ一族のホーミング聖」(ドフラミンゴの実父)に対して、情けをかけず助けなかった

という世界貴族の地位にいない天竜人に対しての実例から、

シャンクスは「天竜人の中でも地位が高いか、何かしら因果があり無下にできない事情がある“フィガーランド一族”の出身である」と思われます。

ましてや五老星は、天竜人の最高位にして、世界政府の最高権力者である5人の老人達です。

その最高権力者が一目を置かざるを得ない人間となれば、五老星上位に位置するイム様の血族以外に考えられないということです。

そして、シャンクスが五老星と密会している際の会話にも、世界政府とシャンクスの複雑な間柄が表れているとも感じます。

「君だから時間を取った」
“君”という目下に対する言葉遣いではあるが、相手を尊重する内容

「ええ、感謝します」
丁寧な言葉遣いで相手を立てお礼を述べているが、当然要求は通ると思っていたような自信

これまでの様々な違和感のあった事実も「シャンクス=イム様と同じ一族」であると考えると、辻褄が合うと感じられます。

【追記】

2023年6月12日発売のジャンプ掲載第1086話では、フィガーランドの謎の1つが明らかになりました!

ここから先はジャンプ本誌掲載「ONE PIECE」の最新号のネタバレを含みますのでご注意ください。

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フィガーランドの謎の1つが判明【2023年6月12日発売第1086話】

2023年6月12日発売のジャンプ掲載第1086話では、初登場した「フィガーランド・ガーリング聖」の説明で、フィガーランドの謎の1つが明らかになりました!

  • フィガーランド・ガーリング聖は「神の騎士団」の最高司令官
  • ゴッドバレーで活躍した“王者”

フィガーランド家の1名は現在、神の騎士団の最高司令官を務めている」

という事実です。

先祖代々、フィガーランド家が神の騎士団を務めているのか、現在のみの役職かは分かりませんが、

重要な任務を任されている一族ということで、何かしらの因果があると想像します。

過去、ゴッドバレーを統治していたがフィガーランド家だったとして、

ゴッドバレーにいる「天竜人と奴隷」を、ロックス海賊団から守るため、ロジャーとガープが手を組んで戦ったのが「ゴッドバレー事件」

  • このゴッドバレー事件で守られた天竜人が「フィガーランド家」
  • フィガーランド家の子供が宝箱に紛れていて、ロジャーが拾った
  • その子供がシャンクス

という考察が成り立ちます。

五老星の発言から、シャンクスはフィガーランド家の一員であることは確実でしょうが、この「フィガーランド・ガーリング聖とシャンクスとの関係」は、ストレートに考えると親子でしょうか。

フィガーランド一族だけ、マリージョアに住まずにゴッドバレー「神の谷」に住んでいたことも気になりますね。

新しい事実が判明すると思われる、1ヵ月後の休載明けが楽しみですね。

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フィガーランドの意味が小説版から判明!イム様との関連も?シャンクスの血統を考察 まとめ

シャンクスの出生や血統が明かされ、イム様との関連から、空白の100年、Dの意志、ジョイボーイ、新時代、夢の果て、古代兵器、ひとつなぎの大秘宝と、全ての謎が一気に解明されていくのではないかと感じます。

25年間伏せられていた世界の秘密がどんなものなのか、楽しみに待ちたいですね。

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