黒鉄の魚影(サブマリン)つまらない ひどい 気持ち悪いと炎上の低評価の理由を調査

黒鉄の魚影がつまらないという理由

※本ページはプロモーションが含まれています。

公開2日で興行収入15億円を突破するというロケットスタートを切った「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)

「コナン映画至上最高!」との感想で大賑わいですが、中には「つまらない・期待外れ・ひどい・気持ち悪い・オワコン」などの低評価も。

長きに渡って続いているドル箱国民的アニメ映画の宿命で、当然回数を重ねて変化している部分もあり、観客数が増えれば増えるほど、賛否両論出てくるのはしょうがないことですよね。

アニメ化前からコナン漫画を愛読し、劇場版映画は必ず公開初日に観に行っている筆者として、今作は面白いと楽しめたのですが、低評価に共感できる部分もありました。

この記事では、

  • 「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」の低評価の内容と理由

を調査してまとめました!

※この記事は「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」のネタバレを含むのでご注意ください。

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劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)の概要

世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐ海洋施設「パシフィック・ブイ」が東京・八丈島近海に建設され、本格稼働に向けて世界各国のエンジニアが集結。顔認証システムを応用した、ある新技術のテストが行われていた。

一方、コナンたち少年探偵団は、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていた。するとコナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員が、ドイツで黒づくめの組織のジンに殺害されたという知らせが入る。

不穏に思ったコナンはパシフィック・ブイに潜入するが、そこでひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生。そして、八丈島に宿泊していた灰原のもとにも黒い影が忍び寄り...

劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影 公式HP

大ヒットアニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ26作目。

黒の組織との対峙を描いた劇場版としては、

  • 漆黒の追跡者(チェイサー)
  • 純黒の悪夢(ナイトメア)
  • 黒鉄の魚影(サブマリン)

以来の4作目となります。

監督
立川譲
過去作→『ゼロの執行人』

脚本
櫻井武晴
過去作→『絶海の探偵』『業火の向日葵』『純黒の悪夢』『ゼロの執行人』『緋色の弾丸』

ゲスト声優
沢村一樹

物語の舞台となるインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」の局長・牧野洋輔役

黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)がつまらないという感想

低評価をつけた方が「つまらない」「ひどい」「期待外れ」「気持ち悪い」と指摘している点をまとめてみると、

  • キャラファンに媚びたご都合主義なストーリー展開やセリフ
  • コナンと灰原のラブストーリーを入れ込んできたカップル推し
  • コナンと灰原の人口呼吸、それをキスと表現している点
  • ミステリー要素が薄い。犯人バレバレ。
  • 例年劇場版に比べてアクションシーンの派手さに欠ける
  • 黒の組織、日本の警察が無能すぎ

などの声が多かったです。

キャラファンに媚びたご都合主義なストーリー展開やセリフ

特に長期連載で増える一方のキャラクターそれぞれにファンが付いているため、人気キャラを作中に満遍なく入れ込みつつ、本誌連載と矛盾ないストーリー展開で推理とアクションを両立させるという難易度の高いシナリオ設計が必要になります。

中でも安室の人気は凄まじく、興行収入が爆上がりした安室がメインの「ゼロの執行人」「ハロウィンの花嫁」は100億に届く勢い。

それを反映してか、安室・赤井などの人気キャラクターを話にねじ込み、ファンサービスのようなシーンを挿入する傾向は年々高くなっています。

今作では、スマホ2台持ちしたコナンがスピーカー通話で繋げた「安室×赤井の会話」のシーンが典型例ですよね。

長期に渡って幅広いファンを獲得し、全方位的に喜んでもらえる内容を目指さなくてはいけない国民的アニメの宿命として致し方ないとはいっても、実際にねじ込まれるとゲンナリしてしまう気持ちも分かります。

また、原作やアニメをしっかりと追っていない観客は、登場人物が多すぎて話に付いていけなくなっているようです。悩ましいところですね。

例年劇場版に比べてアクションシーンの派手さに欠ける

シンガポールの「マリーナベイサンズ」ぶち壊したり、「真空超電導リニア」を暴走させて新スタジアムに突っ込んでぶっ壊したりもしちゃう例年のコナン映画での派手過ぎるアクションと比べると、確かに今回は地味でしたね。

これは勝手な推測ですが、今作の主軸はあくまでも「灰原哀を取り巻く人間ドラマ」「海中に沈むコナンを灰原が助ける」というプロットが最初にあって「海洋施設を舞台」「黒の組織が潜水艦で攻めてくる」ということにしたのかなと感じました。

ミステリー要素が薄い。犯人バレバレ。

確かにピンガが誰なのか筆者もすぐに分かりましたので、今作は難解な謎解きに重きを置いたストーリーではなかったですね。

灰原哀と、彼女と似た運命を背負う直美・キールを中心に展開するヒューマンドラマの要素が強いため、ピンガを推理するヒントや小五郎を使っての謎解きもチープ感があったのは否めません。

しかし、様々な制約がある中でも、原作を知らない人にも分かるように丁寧にキャラクターを深堀りし、ストーリー展開にも矛盾が少なく、アクション・推理もムリなく入れ込んだバランスの取れた良作だと筆者は思います。

黒の組織、日本の警察が無能すぎ

今回は黒の組織内部の人間関係や人柄などが色濃く描かれています。

謎に包まれていた時は、どんなキレ者が揃っている恐ろしい組織かと思っていましたが、内情が明らかになる度に個々のメンバーの無能ぶり、組織として統率が取れていない状態が露呈されてきます。

潜入捜査している人物以外は、自我が強く冷静な行動が取れない問題児ばかりですね。

出てきただけでも、アイリッシュやピンガなど多くのメンバーがジンを快く思っておらず、組織内部で対立が起こり、本来は情報を掴んだアイリッシュやピンガからいち早く共有されるべき「コナンの正体が工藤新一である」という重大事実が組織に届いていません。

「コナンの正体を知った組織のメンバーはジンが殺す」という方程式が出来上がり、「ジンはコナンの味方説」まで出る始末。

まあ、バレたら最終回だし、主人公が死ぬ訳にはいかないので、ジンが真実にたどり着くことはないのだろうと、逆に安心して観れるという現象を生んでいますが。

いやーそれにしてもウォッカのポンコツぶりは過去イチでした。

そのおかげで助かったし、何の疑いもなくキールに逐一説明してて実際いい奴なんでしょうけど、黒の組織の一員として務まっているのか心配ですね。

日本の警察は、コナンがパシフィックブイに入るための通行証みたいな存在で、黒田管理官と安室との繋がりを匂わせる役割が全てだと個人的に思っています。

黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)炎上した灰原とコナンのキス(人工呼吸)

公開前にネタバレ炎上でも話題になったこの件。

「人工呼吸をキスと表現する灰原」
「キスを返すという行為」

は賛否両論ですが、この作品を否定的に捉えてる方々は大抵ここに引っ掛かっていますね。

原作には明確に描かれていないけど、灰原はコナンに対して信頼以上の感情を持っていることは伝わっていましたが、それをこのような形で表現することに嫌悪感を抱いている訳です。

とても良く分かります。

正直筆者も原作を読み始めた頃は、コナンの「バーロー」でさえ鼻で笑っていた人間なので、海中でのポエムは「え?灰原はそんな中二みたいなこと言っちゃう人だっけ?」と怯みましたが、痛々しく感じたり、引いたりツッコんだりしながら毎年鑑賞しているうちに、

「コナン映画ってそういうものだよね」
「むしろそうでなければコナン映画じゃない」

と思うようになり、今作の流れも秒で受け入れている自分がいました。
(痛さがだんだんと気持ちよさに変わる、タイ古式マッサージのような)

個人的には、

  • 灰原は、コナンに対して強い信頼以上の感情を持っているはずだけど、あくまでも蘭を尊重している。
  • 深い愛情を注いでくれる蘭に姉を重ねているが、はじめから絶対に越えられない恋敵でもあり、人命救助とは言え「キスをしっかり返す」という自虐的な筋の通し方で、灰原哀の性格や「蘭に対する姿勢」を示した。
  • 「蘭に対する灰原の姿勢」を、驚きと笑いに昇華してエンタメ化して見せ場を作った

と、制作陣の意図を感じました。

とはいえ「灰原哀のキャラ崩壊」「新蘭カップルへの冒涜」と捉える人がいてもしょうがないくらい攻めた行為で、「気持ち悪い」と嫌悪感抱く人は一定数以上いますので、波紋を呼んでも仕方がないと思います。

黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)に低評価をつける実際の感想

最後に、ネットに投稿されている実際の低評価感想を確認してみましょう。

黒鉄の魚影、面白くもつまらなくもなく本当に普通って感じだった いやちょっとつまらない寄りか

https://twitter.com/hiro_safety/status/1647472277594980353

名探偵コナン  黒鉄の魚影 3点(5点満点中) 中盤までは面白い 後半はつまらない ご都合主義は ある程度許容して観ても さすがに 黒の組織ポンコツすぎ 各国警察もポンコツすぎ 小五郎バカにしすぎ クライマックス緊張感なさすぎ 君がいればに頼りすぎ 正直マンネリ感は否めない

https://twitter.com/kaizerhidekiBOT/status/1647226701796241409?

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』
つまらないとかでなく、「流石にそれは中々飲み込めんぞ」という展開がちょこちょこ。

思った以上に、下手すりゃこれでコナン最終回になりかねないレベルの組織とのバトルを用意しつつ、そうならないためにわざとIQ低めの畳み方しちゃったのかな・・・そんなまさか。

https://twitter.com/shiro_sanpo/status/1646807114793521153?

黒鉄の魚影、哀ちゃんこんな気持ち悪いセリフ言うのかと引いてしまった
おもしろくなーい

https://twitter.com/gyodon_man/status/1647265710455029776?

ストーリー展開のチープさに呆れる。ご都合主義のかたまり。大人の観客が多かったが、知的レベルを疑う。テレビアニメと比較するまでもなく、わざわざ大スクリーンで鑑賞する必要性なし。 これまで観た、映画作品の中で最低の出来。

出典:Yahoo映画

物語そのものがハチャメチャ。 キスシーンとかほんと要らなかった。どうしたいの?謎。

出典:Yahoo映画

コナンくんと灰原人工呼吸して、灰原自分がキスと思うので、すごく気持ち悪い

出典:Yahoo映画

もう前からではありますが、コナン映画は完全にキャラを利用して、ファンからお金を搾り取る映画になってしまったのだと悲しくなりました。

黒の組織もなんだかんだで毎回灰原やコナンを殺せないですし(作品的に無理でしょうが)。あまりにも黒の組織を絡めた作品を連発すると、彼らの無能っぷりが強調されてしまうので、やめた方が良い気がします。

出典:Yahoo映画

コナン詳しくないけど映画だけ観に行く的な そんなニワカの私には今回はついていけない内容でした
登場人物増えすぎてもう分からん
OPのご説明だけではもう無理がある…

その部分差し引いてもなんだか ストーリーの盛り上がりどころがあまりなかったような
哀ちゃん攫われて追うシーンは燃えたけど
それ以降の後半はあんまり盛り上がらない
基本的にいつも完成度高く楽しめるコナン映画にしては…うーんという感じ

出典:Yahoo映画

作画、脚本、音楽 ここ近年では一番良くない
脚本はとくに雑さが目立つ とっちらかってる、という点が問題
演出としては地味。画面が暗い。アクションも地味。
コナンと灰原の心理描写はいい。
が、なぜ電話をかけ直さないの?とかあのおじさん伏線でもなんでもなかった?とか妙なノイズが多い
宣伝に使われてる人気キャラはほとんどでない
原作と設定の乖離が全作を通して一番大きく混乱する(パラレルなのは分かるが)
率直な感想になりますが、来年のためにお願いしますね

出典:Yahoo映画

予告が1番面白かった…

予告が素晴らしく、主題歌も最高で、本編にも期待していただけにとても残念でした

一見さんお断りのファンムービー
黒の組織は学級崩壊しているクソ組織
ワイスピの劣化版アクション
全く盛り上がらない犯人捜し
意味不明なキモいキスシーン
未解決問題をどや顔で締める主人公

少し期待値が高すぎたな…

哀ちゃん主役みたいな作品。
もっと複雑な駆け引きとか
想像してしまってたけど
もうひと推し欲しかったな…

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恐らく、「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」も、2024年4月19日(金)の地上波初放送以降、配信に追加されるはずなので、「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」をもう一度観たいという方にもオススメです!

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