映画「ネメシス 黄金螺旋の謎」がつまらない理由 映画化の意味ある?と低評価多数

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2021年に日本テレビで放送された広瀬すず×櫻井翔W主演のドラマ「ネメシス」が待望の映画化。

「伏線だらけの99分間!」というほど張り巡らされた謎や派手なアクションなど、壮大なスケールで描くミステリー大作に仕上がっています。

しかし、一足早くジャパンプレミアや試写会で鑑賞した方からは「つまらない」という低評価が多数投稿されています。筆者も映画館で予告を観てスピード感や迫力に惹かれて興味を持ったのですが…

低評価の理由を調べてみました。

当記事画像出典:(C)2023映画「ネメシス 」製作委員会

目次

映画「ネメシス 黄金螺旋の謎」のあらすじ

⼈気探偵事務所となった『ネメシス』に異変が起きる。突如、依頼がピタリと⽌まり経営難に…仕⽅なく、⼩さな事務所に移転したアンナ、⾵真、そして、社⻑の栗⽥(江⼝洋介)だったが、追いうちをかけるように、アンナは仲間たちが次々に悲惨な死を遂げる悪夢を毎晩⾒るようになる。時を同じくして、怪しげな⾏動を取り始める⾵真…。そんなある⽇、アンナの⽬の前に“窓”と名乗る奇妙な男(佐藤浩市)が現れる。
アンナの夢に何度も現れるその男は、ある要求を伝える…「私たちが握⼿をしなければ、夢は⼀つずつ現実になっていく」。
その予⾔を阻⽌する為、⾏動を開始するアンナ。しかし…相棒・⾵真の怪しい⾏動を不信に感じたアンナは、かつての敵、天才・菅朋美(橋本環奈)に助けを求める。アンナは連鎖する悪夢を断ち切る事が出来るのか?⾵真は本当に裏切ってしまうのか?出演者たちが⼝々に「難しい脚本」だと称した、何重にも複雑に交錯した物語の先に、本当の裏切り者が姿を現す!


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映画「ネメシス 黄金螺旋の謎」がつまらないという感想

「つまらない」と指摘されている点をまとめてみると、

  • これドラマSPで良かったやん。映画でやる必要あった?
  • ストーリーが意味が分からない

この意見が多かったですね。

連続ドラマを観ていた方もいましたが、「つまらない」と低評価をつけているのはほとんどが「ドラマ未視聴」の方でした。

ドラマ未視聴の方は、映画を観る前に1話でもいいので過去放送分を視聴して空気感を知っておいた方がいいかもしれません。

ドラマの番外編的な内容

「ネメシスらしさ」というのは根底にあるものの、そこが良くも悪くも連続ドラマと地続きで、映画ならではの醍醐味が感じられなかったという声が多いです。

あの独特のノリが受け付けなかった方は映画版も楽しめない可能性が高い反面、ドラマの空気感が好きで、それ以上のものを望まなければ楽しめる作品のようです。

夢が関わる設定は、映画「マトリックス」「インセプション」に似てると感じた方が多く、同じシーンの繰り返しや「夢か現実か」難解過ぎる映像展開が中弛みを招いてしまっています。

「伏線だらけの99分間!」という内容は、楽しめる観客を選びそうです。

撮影中の出演者の皆さんのインタビューでも「初めて脚本を読んだ時に全然理解できなかった」「どう映像になるか想像がつかない」と言っていましたよね。

「前半は面白く見れた」「役者の演技は素晴らしい」

という評価する声もあるので、映像で難解さがより増してしまった結果ということでしょうか。

ドラマから続投の入江悠監督と、ドラマ「アンフェア」の原作を書いた脚本家でもある秦建日子さんがタッグを組むということで期待値が上がっていた方も「最強タッグと言われた2人でもこれか…」と残念さを漏らしています。

アクションシーン

アクションシーンに対しては賛否両論ありました。

  • カーアクションが派手で見応えがある
  • 広瀬すず、伊澤彩織、魔裟斗の本格的アクションが素晴らしかった
  • カーアクションも格闘シーンも、頑張っているのは伝わるけど派手さやスピード感がいまひとつ物足りない印象

求める基準によっても、感じ方は変わるのかもしれませんね。

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映画「ネメシス 黄金螺旋の謎」がつまらないという感想一覧

ここからは、実際の感想を見ていきます。

非常につまらない。
ドラマ版がOKな人にはOKなのかもしれないが、、。
キャストは豪華なのに残念。
すずちゃんのキックシーンは印象的。

この駄作具合いは、すずちゃんや櫻井くんの責任ではなく、全て脚本と監督の責任です。

試写に行きましたが、鬼つまらなかったです。今やってるCMは面白そうですね(さすが)。Huluでドラマ観てたら違うかも?広瀬すずをもってしても良くは書けなくゴメンなさい。

ドラマの視聴率が芳しくない中で果たして映画化する必要があったのだろうか?!と思いつつ、ドラマ未視聴のままご縁あってジャパンプレミアに参加できたため劇場にて鑑賞。

結局鑑賞した上でよく分からなかった。
これ、映画化する必要あった????

同じようなシーンが何度も何度も繰り返され退屈する場面も多く、中弛みも良いとこ。
最後のアクションシーンは圧巻という話もあったが、頑張っているのは伝わってくるものの
スピード感や派手さ等全てが微妙。

メインキャスト陣の芝居力でなんとかカバーできてるもののこれが最強タッグと言われた入江悠監督と「アンフェア」シリーズの脚本家でもある秦建日子の作品なのか……..

はっきり言います、つまらないです。
この映画にかける99分間が非常に勿体無い。
キャスト陣のファンでない限り見に行かなくても良いんじゃないかなって思ってしまったのが正直な感想。

試写鑑賞。

果たして、これは映画でやる必要があったのだろうか…?と思うくらいドラマから地続きな内容で困惑。時間としても99分なのでより、SPドラマ枠として放送した方がよっぽどいいとすら感じた。確かに、血の量や展開的に全国放送では描写しづらい箇所があった為、分からなくはないものの、尚更映画にはオリジナル要素がもっと欲しい所。

個人的に佐藤浩市演じる “窓” の存在が最後まで際立っていてそこは好きだった。

良くも悪くも「ネメシス」の作品としての空気感なので期待を超えることも特段下がることもなかった。

TVドラマ版は視聴済み

感想
ネメシスの続編としては、正当な進化を遂げた劇場版作品だと感じた。しかし、個人的にはTVドラマ版があまり楽しめなかった点、内容を大まかにしか覚えていなかった点(放送当時以来のネメシスだった。)から今作も楽しみきることはできなかった。

物語構成については、夢と現実を行き来する作風なので既視感を感じる場面が多々あった。本格ミステリー作家脚本によるミステリーとしての難解さが売りの今作だが、ミステリーの内容自体はかなりシンプルで観やすかった。一方で、夢と現実を交互に見せる映像作品としての難解さがかなり強く、部分的に混乱する場面もあった(意図的に分かりづらくしている場面もあると感じた。)。

先述した様にTVドラマ版の続編としての要素がかなり強く、ドラマ版の物語やキャラクターを覚えていないと置いていかれる展開が終始続くので、TVドラマ版の履修は必須だと感じた。映画版ならではのシリアス調の作風は好みで、映画作品として没入できた。
本格的なカーアクション、マトリックス、インセプション風の夢描写はTV局制作の邦画作品として新鮮な気持ちで鑑賞できた。

最後に、あの”ラストシーン”の挿入については個人的にはあまり好みではなかった。

出典:映画.com

ドラマ観てないです、完全初見です。

意味わからなかったです、この映画はやりたいことがちゃんと出来てたのか心配になりました。

ドラマのファンの友達に感想を聞いてみてもほぼ同じような感想でした。

典型的な中身はからっきしキャストは豪華なタイプの客寄せパンダシネマです。

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映画「ネメシス 黄金螺旋の謎」がつまらない 映画化の意味ある?と低評価多数 あとがき

この作品の特徴は、

  • ドラマ版と同じく、好き嫌いの分かれる作品。
  • キャラクターや設定が地続きになっているので、ドラマ版を未鑑賞だと置いて行かれる可能性も。
  • 夢と現実を行き来する難解な脚本とより混乱させるような映像で(わざと?)没入感はあるが、そこに入り込めないと一気に引き離されてしまう可能性も。

広瀬すずさんや櫻井翔さんのファンの方、テレビドラマ版「ネメシス」が好きな方は楽しめると思いますが、それ以外の方はまずはドラマを1話だけでも観て空気感を確かめてから、鑑賞するかを決めた方が良さそうですね。

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