「漆黒の追跡者がひどい」の声 ゲスト声優、黒の組織「無能説」など低評価理由を調査

東京タワー 名探偵コナン漆黒の追跡者

※本ページはプロモーションが含まれています。

黒の組織との全面対決で話題の「劇場版 名探偵コナン 漆黒の追跡者」ですが、この作品には「ひどい」と低評価をつける方が多くいます。

なぜ「ひどい」と低評価なのか、その理由を調査しました。

※この記事は「劇場版名探偵コナン 漆黒の追跡者」のネタバレを含むのでご注意ください。

目次

漆黒の追跡者の予告詐欺がひどい

何がひどいかと言われれば、やっぱり「予告と本編が違い過ぎる」ではないでしょうか。

予告ではジンがコナンの口を塞ぎ、拳銃を突き付けながら、

「覚悟はいいか江戸川コナンいや工藤新一」

と言ったあと銃声が聞こえるというシーンがありました。

とうとうジンに正体がバレたか!」と黒の組織との全面対決を思わせる予告にコナンファンは大いに沸いて劇場に駆け付けましたよね。

厳密にいうとそのシーン自体はあったので詐欺ではないのですが、開始2分で終了するまさかの夢オチ!

コナンが見た夢でした。ガッカリした人は多かったと思います。

筆者も完全に釣られて劇場に走りました。

冷静に考えたら、本誌でもバレていないので映画で正体を知られることないと分かるのですが、筆者はこの頃アニメと映画だけで楽しんでいたので、映画館で思わず「夢かいっ!」と声出そうになりました。

▼夢オチ部分が入っていない予告がYoutubeにありました。これはコナンがジンに正体バラしてますし、周辺人物を消して回っているように編集されていますね。

この歴史に残る「予告詐欺」はコナンファンの心に深く刻み込まれ、毎年のド派手な予告を観て期待が高まっても「いや、漆黒の追跡者を忘れるな…」と自分を鎮めて薄目で見るクセがついた方も多いです。

筆者は一周回って、詐欺部分を当てるのを楽しんじゃったりしています。

「漆黒の追跡者の予告詐欺がひどい」というネットの声

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予告編を見て…

黒の組織に追い詰められ、ついに工藤新一であることがばれてしまうコナン。
予告編では正体がばれたものの、いざ映画館に行ってみれば話は簡単。あれはコナンが見た悪夢であって実際には正体はばれない。黒の組織と対決と見せかけ実際には別の事件が起きて…とまあこんな感じで予告編もトリックめいてはいないだろうか。

コナンの映画はテレビでしか見ないが、もう一度見ようと思ったことは一度もない。 映画が終わった瞬間、これだけかといつも感じる。 見ている時はそれなりに楽しめるのだが、終わってしまえばたいした映画ではないと気づく。 ひとつの要因として予告編と本編とのギャップである。 予告編はいつもすごい、見たいと思わせられるのだ。 しかし、予告編でこちらが描いた映画のイメージと実際のとではやはりズレがある。

はたして今回はどうか。 よく考えれば分かるはずである。 コナンも無事、蘭も無事、黒の組織も無事に決まっている。 そしてコナンの正体もほぼ間違いなくばれないだろう。 私の予想はあたるだろうか。

出典:Yahoo映画

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ゲスト声優DAIGOがひどい

ゲスト声優として参加している「DAIGOさんの演技がひどい」との声も多かったです。

DAIGOさんが演じたのは、フリーターの水谷浩介

出典:oricon

殺された7人の身代わりとなって亡くなった女性の婚約者だった水谷は、連続殺人の犯人として名前が挙がっていました。

実際は女性の兄が犯人で、水谷はその罪を被って自殺する算段になっていましたが、コナンの説得により自殺を思い留まりました。

出番は少ないですが、非常に重要な役どころでクライマックスの印象に残るシーンに出演していますので、声優陣の迫真の演技の中で本職ではないDAIGOさんの演技は確かに違和感がありました。

個人的には、麻酔銃が当たってしまって「あ~あ~」と情けない声を出して眠ってしまうところが、何度見ても笑ってしまいます。この棒具合も、これはこれで味ですよね。
(筆者はコナン映画は何周も回って楽しくなる傾向があり)

▼2011年には、DAIGOさんご本人が謝罪ツイートをしていますww

「漆黒の追跡者のゲスト声優DAIGOがひどい」というネットの声

https://shindailog.com/wp-content/uploads/2023/01/profile_icon.png


予告編を見て…

今回、ストーリーやアクションは非常に満足の行くものでした。
しかし、今回に限った事ではありませんが素人声優が酷い。 別にDAIGOや他の芸能人、子供を使うなと言うつもりはありません。
しかし、それらを起用するのであれば、棒読み演技にOkをださず、しっかり演技指導をして、視聴者が自然に受け入れられるレベルにさせるべきです。
それが出来ないなら最初から起用すべきじゃ無いと思います。
これは演出家、監督など上の人達に問題があるのでしょう。
もう一度、プロとはなんなのか、視聴者が金を払って見に来ると言う意味を思い出して欲しいと考えます。そういう理由で、遺憾ながら星1つとさせて頂きます。

出典:Yahoo映画

▼直近は「DAIGOの棒読みが面白い、好き」という意見も増えてきましたね。筆者も同感!

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黒の組織(ジン・ウォッカ)が無能すぎてひどい

黒の組織が映画のストーリーに関わってくるのは「天国へのカウントダウン」以来2作目。

「天国へのカウントダウン」では、ジンとウォッカが裏切り者や消したいデータを消すためにビルに爆弾を仕掛けます。同時にシェリーの捜索をしていたところ、シェリーもそこに現われるという情報を手に入れ、コナン達もろとも皆殺しにしようと計画していました。

対決ではありますが、どちらかというと張られた罠をどう搔い潜って逃げるかという脱出もの。

今回の「漆黒の追跡者」は、東都タワーにいるコナンと武装ヘリに乗り込んだジン達との物理的な直接対決があります!

(この黒の組織との直接対決をより強調したいために、詐欺のような煽り予告になってしまったというところでしょうね)

その中で、原作第一話から「ジン・ウォッカ無能説」がありますけど、今作の黒の組織の無能さは際立っています。

その無能っぷりを箇条書きにすると、以下の通りです。

  • 秘密組織なのに武装ヘリまで持ち出して東都タワーを打ちまくる暴挙
  • 乾いた絵具を踏んで佐藤刑事にまで存在を気づかれるジン・ウォッカ
  • スナイパー2人もいて、東都タワーを駆け上がる子供1人を全く目視できない秘密組織
  • サスペンダーと照明器具で子供に武装ヘリを撃ち落とされている
  • コナンの正体を知ったアイリッシュを容赦なく撃ち殺す

あまりにポンコツでコナンの有利になる行動を繰り返すため「ジンは本当はコナンの味方なんじゃないか説」まで出ています。

初めて聞いた時は爆笑してしまいましたけど、そう考えたくなるほど肝心なところで抜けてますよね。

「黒の組織(ジン・ウォッカ)が無能すぎてひどい」というネットの声

黒の組織=隠密行動が基本だったのにも関わらず今回は映画を盛り上げるためとはいえここまでド派手に行動されると??となる。そして年々やることが派手になりすぎている。今回も警視に化けるなら到底考えつかない行動を当たり前にやっている。最近のコナンは残念な作品が多い。DAIGOは問題外。DAIGOには何も悪くないが映画に出してあそこまで違和感しか感じないと本人も可哀想。

出典:Yahoo映画

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「漆黒の追跡者がひどい」の声 ゲスト声優や黒の組織無能説など低評価理由を調査 あとがき

個人的にはアイリッシュが大好きなので、「漆黒の追跡者」は比較的良く見ている映画です。
あり得ないとは分かっていながらも、はるか上空に飛行する武装ヘリを照明器具1つで落としてしまうコナンのアクションは、何度見てもスカっとしますよね。

ただ、動機も謎解きも薄い連続殺人事件も、各管轄の刑事を総出演させておいて上手く活躍させ切れていない所も、ネッシーだと騒ぐギャグ担当になっている毛利&山村コンビも、カブトムシにVで「HELP」というメッセージも、全部中途半端で感情移入しにくいという意見も同感です。

コナンの映画の中で、一番バランス良く楽しめる作品は、2022年公開の「ハロウィンの花嫁」ではないかと感じています。

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※2023年4月14日には、Huluで配信開始するそうです。

>>Huluで劇場版 名探偵コナン特集を見る

皆さんそれぞれ好きなコナン映画があると思います。

今年の映画は順位を更新してくるか、毎年春の風物詩のようになっていますが、今年の「黒鉄の魚影」も楽しみですね!

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