2021年に日本テレビで放送された広瀬すず×櫻井翔W主演のドラマ「ネメシス」が映画化され、2023年3月31日から公開されます。
ドラマ放送中には酷評も多かった今作が映画化されることに、疑問を持つ方も多いと思います。
- ドラマは不人気だったのに、なぜ「ネメシス」は映画化されたのか?
その理由を調査しました。
「ネメシス」が映画化されたのは「契約の問題」
ドラマ版が爆死したにも関わらず「ネメシス」が映画化されたのは、下記の理由がありました。
- ドラマ開始時からドラマと映画はセットの契約だった
- “映画込み”にしないと豪華キャストのギャラが捻出できなかった
「そもそも『SR サイタマノラッパー』シリーズや『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』などの入江悠監督を総監督に、『キングダム』『ちはやふる』シリーズなどの日テレ・北島直明氏をチーフプロデューサーに据えるという布陣からして劇場版を意識した座組みでしたが、ドラマ放送前から噂されていたとおり、櫻井と広瀬を口説く上で、初めからドラマと映画版はセットの契約になっていたんです。
ドラマには江口洋介や橋本環奈など脇にも豪華キャストが多数登場しており、“映画込み”にしないとギャラが捻出できなかった。ドラマの視聴率が振るわなかったこと、新型コロナでスケジュールが組めなかったことで一旦製作保留となり、局としてはこのまま映画化は“封印”したかったのが本音でしたが、結局、契約書があるため逃げられなかったわけです。
日刊サイゾー
本来ならば、このまま封印してしまいたかった「ネメシス」を映画化したのは「契約を結んでいたから」という事情があったんですね。
また、日本テレビと、櫻井翔さん・ジャニーズ事務所側との強固な関係性もあったようです。
- 櫻井翔が日本テレビに多数起用されて貢献しているため、影響力がある
→『1億3000万人のSHOWチャンネル』
『news zero』『日テレの選挙特番』のキャスター
『THE MUSIC DAY』の総合司会、 - チーフプロデューサーである日本テレビ北島直明氏は、櫻井の大学時代の同級生で友人
映画プロデューサー
北島 直明 Naoaki Kitajima
出典:日テレ採用サイト
2004年入社経済学部 卒
営業局を経て、入社8年目より現職。映画プロデューサーとして『キングダム』『ちはやふる』シリーズ『22年目の告白 —私が殺人犯です—』『ルパン三世 THE FIRST』『藁の楯』『50回目のファーストキス』『斉木楠雄のΨ難』『オオカミ少女と黒王子』など、数々の作品を手掛ける。
なぜ「ネメシス」が映画化されたのか ドラマつまらなくても決行の理由 あとがき
ドラマが映画化される理由は「視聴率が良い人気の作品」という我々が簡単に想像できる場合の他に、
「事前にドラマから映画化までセットにして契約する」というケースがある訳ですね。
人気の俳優を起用する場合は、映画化とセットの場合も多いとの事。
その知識も持ちながら見ると、また違った視点でドラマや映画を楽しめるかもしれないですね。
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