絶対音感を持っていてピアノ1つで多彩な音を表現でき、ひとたび歌えば素晴らしい歌声で、英語も流暢に話せる藤井風さん。
幼い頃から英才教育を受けて、立派な学歴があるのでは?と思いますよね。
藤井風さんの出身大学や、実家から通ったと思われる小学校、中学校、高校について調べてみました!
藤井風の出身大学は?
藤井風さんは、大学には通っていません。
高校卒業後、生まれ育った岡山県の浅口郡里庄町の実家に住みながら音楽活動に専念していて、Youtubeでの発信や地元で開催されるイベントなどで弾き語りを披露していたようです。
コンサートデビューは、倉敷国際ホテルでチャリティーコンサートでした。
その他にも、お寺で終活セミナーの前に弾き語りをしたり、夏祭りで歌ったりなど、地元密着の活動をされていました。
地元のボランティアグループの研修会で行われたコンサートに出演した際のチラシと広報誌。
「ピアノの奇行師」というキャッチフレーズが、型にはまらないピアノスタイルのことを言っているのか、ただ単に「貴公子」の間違いなのか気になるところですが(笑)
終了後の握手会の様子では、おばさま達が長蛇の列ですね。
他にも、デビュー前に藤井風さんが地元イベントに出演されたときの様子を、日刊スポーツの記者さんが語っている記事があります。
懐メロでおばさまたちのハートをつかんだこの日、もっとも若者向けの曲は沢田研二「勝手にしやがれ」だった。終盤、かぶっていた帽子をジュリーのように客席に投げる演出付きだった。帽子の争奪戦に勝ち抜いたおばさまが、ステージまで返しにいくと「かえさんでもええんですよ(かえさなくていいです)。うちのお母さんが、ひゃっきん(100円均一ショップ)でぎょうさんこうてきたけえ(たくさん買ってきたから)、もろうてください(もらってください)」。
やさしい心遣いに、場内はすっかり21歳の青年に夢中になっていた。ステージを終えた彼のもとに、円卓に飾られていた花を手にしたおばさまが列を作ったという。
日刊スポーツ
この時期から、人の心を掴む魅力と、小道具をふんだんに使う演奏は健在だったようですね!
そして、Youtubeを見た現在マネージャーを務める河津知典さん(通称:ずっず)の熱烈な誘いを受け、上京を決めたということです。
上京について、藤井風さんは、こう語っています。
旅立つ前夜は「ワシもういよいよ東京に行くんかもしれん」って思ってアホくらい泣いたんですけど、当日になったら、泣いてスッキリしたんかもしれけど、晴れやかな気持ちで行ったと思います。
引用元:Artist on the Rise: 藤井 風
故郷の里庄町が本当に大好きなんですね!
藤井風の出身小学校は?
藤井風さんは、里庄町立里庄西小学校に通っていたと思われます。
お帰り、そして最終日終了までもう少しじゃな
— こっくんぞうさん (@2HSDkwUXosuBjU3) January 31, 2021
そして風くんが6年通ってた
里庄西小学校、高学年が低学年を
見ながら全校生徒全員が食事出来る
食堂が30年ぐらい前からある環境だからみんな仲良し。#fujiikaze #藤井風 pic.twitter.com/kJvTpAeqNs
「何もないところで大人も子供もみんな仲良しみたいな場所」
と藤井風さんが語る里庄町は
「全ての思い出がここにある」という大切な場所です。
「小さい頃からオトンが膝の上に乗せて、色んな音楽を聴かせてくれたり、弾かせてくれたりしてました」
と語っているように、実家で喫茶店を営んでいたお父様が、仕事の合間に音楽や英語を教えてくれていたんですね。
音楽や楽器の才能を育み、唯一無二の表現力のベースを形作っていった小学校時代でした。
藤井風の出身中学校は?
藤井風さんの出身中学校は、里庄町立里庄中学校です。
校則が厳しめの学校で、チャイムもなく、自分で時間を見ながら行動する力が身につくとのこと。
放課後には勉強会を定期的に開いたり、夏休みに補習でみっちり教えてもらえたり、テストも頻繁にあって、将来の進路を決めるのに役立つ勉強に対してのサポートも充実している中学校のようですね。
藤井風さんの中学時代は、恥ずかしくてピアノを弾けることを隠していて、お笑い大好きな少年だったようです。
青春の病におかされ pic.twitter.com/qWJQASpJxc
— 藤井 風 (@FujiiKaze) December 26, 2020
一貫した変顔が微笑ましい!いつもこんなことをして周りを笑わせていたのでしょうね。
まさに「青春病」という感じで、しっかりと思春期を謳歌しています。
中学の卒業文集でのランキングでも、藤井風さんの名前が複数入っています。
中学の卒業文集のランキングの質問なかなか頭おかしい pic.twitter.com/qEZs59jjek
— 藤井 風 (@FujiiKaze) July 6, 2019
おならからラベンダーの香りを漂わせそうな人 3位
明太子を一粒一粒食べそうな人 1位
会いたくて会いたくて震える人 2位
ルパン三世の実写化があったら 峰不二子役 2位
確かになかなか香ばしい質問揃いですが、その中でこんなにランクインする藤井風さんもすごいですね!
峰不二子役に、女子を差し置いて2位にランクインするとは、日頃から不二子ちゃんのマネをやっていたりしたのか、当時からほとばしる色気があったのか。。。
藤井風の出身高校は?
藤井風さんは中学校卒業後、公立の岡山城東高等学校 音楽学類 ピアノ専攻へ進学します。
偏差値は55~68で、藤井風さんが卒業した音楽分野は55。
「充実した高校生活を送りたかったら迷わず城東に行け!」と言われるほどの、岡山県随一の魅力溢れる高校です。
岡山市内にあり、藤井風さん以外の卒業生には、お笑い芸人の水川かたまりさんや、テレビ朝日のアナウンサー野上慎平さん、音楽学類ではNHK アナウンサーの赤木野々花さんや、ユーチューバーのフォルテくんなど、個性豊かな人物を輩出しています。
自由を尊重する校風で、携帯の持ち込みもOK、髪型も決まりなし、ピアス染髪以外は大体何でもあり。
教師が干渉しないことで、自分の行動に責任を持って自主性や自立心を養える環境になっているとのことで、城東高校の生徒は常識の範囲内をしっかり守って自由を謳歌しているようです。
藤井風さんの実家である里庄町から岡山城東高等学校へは、電車で1時間半ほどはかかります。
毎日往復3時間以上もかかる道のりを毎日通うのは大変だったと思いますが、藤井風さんの音楽の才能をさらに引き出すのにピッタリの学校なんです!
音楽を専門に学習できる唯一の公立高校
まずは何と言っても、岡山城東高等学校は、岡山県で音楽を専門に学習できる唯一の公立高校だということ!
普通科の中に学類をもつ単位制で、2年次より人文社会、理数、国際教養、音楽の4つの学類に分かれて、多様な科目の中から自由に選択し、大学進学に必要な学習に加え、それぞれの専門性を深める学習をしています。
岡山城東高等学校
藤井風さんは、2年次から音楽学類に進み、卒業まで音楽漬けの2年間を過ごします。
クラス替えもなく、クラスメイトと濃い時間を過ごすため、専門的な知識を学びながら家族のように皆と仲良くなって、とても濃い高校生活が送れると評判の学校です。
中でも、文化祭である「翠緑祭」は県内でも有名で、県内では1番楽しい文化祭との評価が高い行事です。
生徒の気合の入れ方も凄まじく、高校生活で一番の思い出になるとのこと。
藤井風さんも、高校3年生の時に団長を務められていたようです。
ミカタ合唱。シュールw pic.twitter.com/z4ll9q4Zev
— 藤井 風 (@FujiiKaze) April 10, 2019
藤井風さんも、翠緑祭や部活動の吹奏楽部など、高校の3年間は本当に充実していたようですね!
突如、藤井風さんご本人から投稿された高校時代の動画では、風まろの整形疑惑漫談が!
風まろ整形疑惑 pic.twitter.com/bVoTAbkTRh
— 藤井 風 (@FujiiKaze) April 23, 2022
いろいろツッコミどころ多すぎますがww間違いなく高校時代から人気者だったようですね!
部活動では、キーボードはもちろん、サックスやベースなども弾いていたとのことでした。
親はピアニストになると思っていたらしく、ずっと歌いたいと思っていた藤井風さんとバトルになることもあったそうですが、高校最後のコンサートに親を呼んで歌を聴いてもらい、
「思ったより歌えるんやな」と認めてもらえたと話していました。
英語に特化した学校である
城東高校は新しいタイプの高等学校でグローバル人材の育成に取り組んでいて、英語教育に特化しています。
本校は2014年からの5年間、文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、グローバル人材の育成に取り組んできました。開校以来の海外文化体験研修や海外での学類研修に加え、海外の人々とのオンライン交流など、生徒の視野やフィールドを世界に広げてきました。さらに一昨年度から、文部科学省の新たな事業である「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定を受け、「ステージは『世界』だ!~岡山発グローバルリーダーの育成~」というテーマで、さらに研究実践を進めているところです。
岡山県立岡山城東高等学校
藤井風さんは2013年に高校入学で、このスーパーグローバルハイスクールの指定を受けていた期間に2年間在籍されているので、特化した英語教育に触れていたのではないかと推察されます。
英語が大好きで、独学で流暢な英語力を身につけた背景には、高校での特化した教育があったのでしょうね。
卒業してから母校訪問
報道ステーションの特集で、コロナ禍で卒業を迎えた卒業生に歌を届けるという企画も、式が縮小して同じ場所で歌うことは叶わず。
母校を訪問して、恩師の森野先生と再会。
当時一人でピアノを練習していた藤井風さんを見た森野先生が、合唱コンクールのピアノ伴奏として藤井風さんを全国各地に連れ出し、コンクールで数々の賞を受賞したとのこと。
遠征費が足りなかった後輩達へ藤井風さんは寄付をされて、そのお礼をやっと直接言えたと、森野先生は喜んでいらっしゃいました。
映像の中で3年前と言っていたので、寄付されたのは2018年だと思われますが、その時期はまだデビュー前。
Youtubeの収入などはあったと思いますが、自分がどんな状況でも困っている人がいれば手を差し伸べる、まさに、
「HELP EVER HURT NEVER 常に助け、決して傷つけてはならない」の精神ですね!
藤井風の出身大学は?実家から通った小学校、中学、高校などの学歴紹介! まとめ
【藤井風さんの学歴】
・里庄西小学校 卒業(推定)
・里庄中学校 卒業
・岡山城東高等学校 音楽学類 ピアノ専攻 卒業
・大学には進学せずに地元でのコンサートやYoutubeなどで音楽活動を行っていた。
大学には進学せず、幼い頃から父親に教えてもらっていた幅広い音楽と楽器と、高校で専門的に音楽を学べた3年間が、今の藤井風さんを形成しているのですね。
古くて新しく、かっこよくて親しみのある、誰が聴いても心を揺さぶられてしまう藤井風さんの音楽性は、地元岡山だったからこそ培われてきたのだろうと、必然性も感じました。
東京に出てきても高校ジャージを愛用して、岡山弁と故郷への愛を忘れない藤井風さんには好感しかないですね!
どうかずっとこのままの人間性を保っていて欲しいと、切に願います!
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