BTSのSUGA(ユンギ)さんが、Instagramに投稿した写真が藤井風さんのアルバムジャケットに激似で
「もしかしてコラボの匂わせか!?」と話題になっています。
Looks like SUGA is recreating the album covers from Fujii Kaze, a Japanese singer-songwriter and musician.
— SUGA WORLDWIDE UNION ⁷ 🌏 (@SugaWWUnion) November 6, 2022
HELP EVER HELP EVER
HURT NEVER HURT COVER#SUGA #슈가 @BTS_twt pic.twitter.com/qBYwgqnYhe
筆者はK-POPは疎くてBTSのSUGA(ユンギ)さんを詳しく存じ上げず、コラボの実現度がどれほどなのか予想がつかなかったので、
- SUGAさんやBTSがこれまでこれまでコラボした日本人アーティストとその経緯
- ファンが2人のコラボに期待を寄せる理由や状況(実現の信憑性)
を調べてみました!
自分の頭の整理用に近い記事なので、BTSファンの方や、この件の動向をチェックしている方には新しい情報はないかもしれませんが、おさらい程度に読んでいただけると幸いです。
※筆者が調べた内容に基づいて考えた見解を述べている感想・考察記事ですので、今後公式から発表される情報とは異なる可能性があります。
※過去のコラボ内容などの事実に誤りがあれば、ご指摘いただけると幸いです。
BTSのSUGA(シュガ)とは?
まずはSUGAさんの簡単なプロフィールから。
【SUGA(シュガ)】
ラッパー、作曲家、編曲家、作詞家、音楽プロデューサー
本名:ミン・ユンギ
ソロ名義:Agust D
生年月日:1993年3月9日(29歳)※2022年11月現在
元々作曲家志望だったということもあり、プロデュース力、楽曲制作の才能はずば抜けて高いとのこと。
落ち着いた性格で、あまり騒がず楽屋で寝ていたり、知識豊富で雑学を披露したりすることなどから、BTSの「爺」と呼ばれる。
引用元:ELLEgirl
BTSの「爺」とは意外!
藤井風さんもマネージャーの河津さんから「109歳のおじいちゃん」と言われてますから、共通点がありますね!
BTSやSUGAがコラボした日本人アーティスト
続いて、BTSまたはSUGAさんとコラボした日本人アーティスト。
登坂 広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)
SUGAさんが初めてプロデュースした日本人アーティストは、「ØMI」名義でソロ活動されている「登坂広臣」さん。
2021/10/15には「ØMI – You (Prod. SUGA of BTS)」をリリースしました。
コラボの経緯として登坂さんは、
- 登坂さんとBTSがそれぞれ所属する「LDH」と「HYBE」の企業間でプロジェクトを始動させていた。
- コロナ禍で思うように活動できなくなったからこそ、アーティスト同士で何かできないかと提案。
- 登坂さんからSUGAさんに直接オファーを出した。
と裏側を語っていました。
所属事務所同士、アーティスト同士の繋がりが元々あったということなんですね。
「back number」とBTSが映画主題歌をコラボ
BTSに楽曲提供した唯一の日本人アーティストは「back number」
楽曲は、2021年4月に公開された映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」の主題歌である
BTS「Film out」
プロデュースをback numberが担当。
清水さん(back numberのボーカル)の作った曲に、JUNG KOOK(BTS)さんが新たなメロディーを提案するなど、2人が中心となって共同制作されました。
2018年放送のドラマ版「シグナル 長期未解決事件捜査班」(フジテレビ系)でも、主題歌「Don’t Leave Me」を書き下ろしている「BTS」。
映画主題歌も引き続き依頼を受けたBTS側から「back number」へ楽曲プロデュースを依頼した経緯も報じられていました。
劇場版でのオファーを受けると、美しいメロディと切ない歌詞で圧倒的な表現力を誇る「back number」に楽曲プロデュースを依頼した。以前、音楽番組出演の際に楽屋が近かったことで互いに挨拶をする機会もあり、そのオファーを「back number」は快諾。主題歌制作がスタートすることになった。
映画.com
▼「Film out」について書かれているback number清水さんのTwitter投稿
ただ「書いた」だけじゃないし、自分達だけで完成させたわけでもないから「曲提供」とだけ言うのも違う。BTS 7人の声だけ考えて、アイデアが交差して、濃密で普通じゃない時間を過ごして、本当に良い楽曲が完成したこの出来事をどう名付けてよいのやら。 https://t.co/IzlQ5jaQZp
— 清水依与吏 (@iyotter_bn) February 16, 2021
back numberも他アーティストに曲を提供するのは初だったそうです。
ちなみに、上記引用した『音楽番組出演の際に楽屋が近かった』というのは、テレビ朝日系音楽特番「ミュージックステーションスーパーライブ2017」に出演時のこと。
楽屋が向かい側だったことから、お互いのCDを持って集合写真を撮影した写真がback numberスタッフさんのTwitterに投稿されていました。
楽屋が向かい同士だったBTSの皆さんとback numberで! #Mステ pic.twitter.com/i6o59xkbV4
— back number staff (@backnumberstaff) December 22, 2017
ということで、
- ドラマ版に引き続き、映画版もBTSが主題歌を担当した
- このコラボは「泣かせる曲」という要望があるタイアップ案件
- 面識もあり、悲しいメロディーや歌詞に定評があるback numberにBTS側が依頼
という経緯でした。
ファンが2人のコラボに期待を寄せる理由や状況
ここからは、コラボの信憑性を高めている理由や状況を見ていきます!
藤井風がSUGAの投稿をリポストした
SUGAさんのInstagram写真が藤井風さんのアルバムジャケットに似ていると話題が広がってきた11月6日の夜、藤井風さんは自分のInstagramストーリーにSUGAさんのInstagram投稿をリポストしました。
fujiikaze(藤井風) Instagram Stories
— SG企画 SUGA PROJECT JPN (slow) (@SUGAprojJPN39) November 6, 2022
🔗https://t.co/KzCipAsVS8
藤井さんがユンギさんの投稿をリポストされました!#방탄소년단슈가 #슈가 #SUGA #BTSSUGA #シュガ @BTS_twt pic.twitter.com/yDPj2T9X68
「本人が反応した!」
「これはコラボ確定か!?」
と更に大騒ぎになりましたが、その後数時間で藤井風さんのリポストは削除されています。
藤井風ファンである筆者予想として、彼の性格的に
「あまり深く考えずに”真似してくれてるんや~いいね!”くらいの気持ちでリポストしたら、あまりの反響にビックリして消した」
という可能性も捨てきれないので、この辺りは何とも言えないところですよね。
SUGAは2022年9月末に来日している
SUGAさんは2022年9月27日に来日し、同月30日にさいたまスーパーアリーナで行われた「NBA Japan Games 2022」を観戦されています。
SUGAさんは学生時代にバスケ部に所属、漫画「スラムダンク」のファンでもあるという生粋のバスケ好きでNBAファンとのこと。
(学生時代バスケ部だったのは、藤井風さんも一緒ですね!)
NBA観戦以外の来日時のSUGAさんのスケジュールは明かされていません。
9/27に来日して10/1に帰国したとのことなので、NBA観戦を除くと2日ほど空白があります。
この来日時に2人は会って楽曲制作を行ったのではないかというファンの推測が広がっています。
(韓国の情報サイトでは、この期間に2人は会って楽曲制作を行った、来年にリリース予定と断言しているものもあるそう。)
レーベルが同じ「ユニバーサルミュージック」
2人とも音楽レーベル「ユニバーサルミュージックグループ」に属しているので、コラボがしやすい環境であるとも言えます。
藤井風さんの「死ぬのがいいわ」が世界的に流行して勢いが止まらない背景を見ても、リミックスなどの何かしらの後追いがあってもいいのかなと思っていました。
元々作曲家志望だったというSUGAさんは、外部アーティストの作品も多数プロデュースしています。
それが「SUGAによる藤井風の”死ぬのがいいわ”のリミックス発表」に繋がったら最高にアツいですね!
実は、ユニバーサルのシンガポールのTwitterアカウントもこの件を話題にしています。
the day @FujiiKaze and #슈가 collabs will be the day my life is complete. #SUGA #FujiiKaze #YOONGI #BTSARMY https://t.co/7vPhL7L0ev
— Universal Music Singapore🎮 (@universalmusg) November 8, 2022
投稿文をGoogle翻訳で訳すと、
「FujiiKazeとSUGA のコラボレーションの日は、私の人生が完成する日です。」
とのこと。「2人のコラボが実現したら人生終わってもいい!」みたいな感じでしょうか。
「ユニバーサルグループの公式アカウントさえ反応しているんだから、これはもう確定案件じゃん!」
とも思ってしまいますが、どうやらシンガポールの公式アカウントの中の人は、こういうユーモアあふれる感想的なツイートをしがちとのことで、これまた何とも言えないところ。
両アーティストからの公式発表を待つしかなさそうですね。
ちなみに、ベトナム版ビルボードのInstagramでも、今回の件の反応がありました。
内容は、今回の件の経緯をまとめたもので、特に目新しいものはないと感じました。
Google翻訳なので不自然な日本語になってしまっていますが、日本語訳も載せていますのでよろしければご覧ください。
11月6日、日本のシンガーソングライター藤井風は、突然自身のインスタグラムのストーリープラットフォームにシュガ(防弾少年団)の最新写真を再投稿し、ファンたちに公演に対する疑問を抱かせた。特に、防弾少年団のメンバーが正式に兵役を遂行する前に、個々の活動の準備をしているとき.したがって、アーミーは音楽プロジェクトが大切にされ、近い将来にリリースされる可能性を示す多くの「ヒント」をすぐに見つけました.
日本のボーカリストが投稿したシュガのイメージが、男性シンガーの以前のヒット曲「シヌノガエワ」のアルバム カバーに一定の類似性を持って親しみをもたらしていることは容易に理解できます。正面からのショットから、黒と白のトーンが際立つボサボサのヘアスタイルが魅力的で、そのすべてが“ダブルビジュアル”ゆえに見る者を動揺させない。これに先立ち、ヴォーカリスト「デチウィタ」も9月に日本への短い旅行を行ったが、具体的なスケジュールは明らかにしなかった。当時、ファンは地元のアーティストとのコラボレーションについても推測していました。確定情報はありませんが、現時点ではヒット曲「That That」の所有者が音楽商品として復帰することは極めて合理的です。
MirageCollective の新曲「Mirage」が2人のコラボ?
ここに来て更に話題となっている音楽集団MirageCollective の新曲「Mirage」
「Mirage Collective」はSTUTS が音楽プロデュースする音楽集団で、現在放送中の長澤まさみさん主演ドラマ『エルピス ー希望、あるいは災いー』の主題歌になっています。
この楽曲、誰が歌っているか明かされておらず、声にもエフェクトがかかっていて判別が難しくなっているのですが、その声が「藤井風さんに似ている」と公開直後から話題にはなっていました。
この楽曲のYoutube動画に「藤井風さんとSUGAさんのコラボだといいな」という主旨の韓国語と日本語2つのコメントが書き込まれています。
【日本語訳】もしこれが本当に二人のそして両国のコラボならもっともっと美しいですね
そして11/8、これら2つのコメントに、動画を公開したチャンネル主である「Mirage Collective」がいいねを押しています!
沢山のコメントがある中でこの2つのコメントにだけ「いいね」を押していることに、
「これは2人のコラボだと公式が答えている!?」という憶測が飛び交っています。
確かに音楽集団なので、SUGAさんが楽曲制作やラップで関わり、藤井風さんが歌っているという可能性も無きにしも非ず…
個人的には「これは藤井風さんでもないし、コラボでもないだろ」と思っていたので驚きました。
素人考えですが、国内アーティストである藤井風さんならともかく、世界的ビックアイドルのBTS・SUGAさんを覆面にして、ドラマ開始後も明かさないで匂わせて引っ張るという戦略には少々疑問が。
ドラマ開始前に発表しておいた方が、楽曲への注目度もドラマ視聴率も確実に上がると思うので。
しかし、SUGAさんと藤井風さんのコラボを望むコメントだけに公式がいいねを押している事実があるので、これは無視できませんよね。
謎が謎を呼ぶ展開。答え合わせはいつできるのか、楽しみにしたいと思います!
あとがき
調べた結果としては「コラボはあり得ない話ではない」との感想を持ちました。
BTSはグループでの活動を一時休止中、SUGAさんも兵役前のソロ活動強化時期と重なっている点、SUGAさんが日本語の勉強をしているという点も、もしかしたらと思ってしまいますよね。
全世界中のメディアが反応していること、1日で藤井風さんのInstagramフォロワーが4万人増えるなど、モンスター級アイドルSUGAさんの影響力の凄まじさも思い知りました!
これで何もなかったとしても、藤井風さんにとって悪いことはなかったのかなという気も。
その他にも「88rising」からの熱烈ラブコール、LAで錚々たるメンツと行った楽曲制作、QQQの正体…と、まだまだ藤井風さんに残されている謎はいっぱい!
謎が多くて疲れちゃうときもありますがww
いつか正解発表があることを信じて楽しみに待ちたいですね!
<magazine>
オススメの一冊の紹介。
「藤井風 完全読本」だけあって、これまでの生い立ちや1st、2ndアルバムの内容など、本人から引き出された言葉で深く理解できるマストな一冊。
別名「人を魅了する天才の育て方 ~藤井風の場合~」
ヘタしたらめっちゃウザがられそうなくらいw 真っ直ぐな愛に溢れたオトンの存在ですが、子育て中の親としてとても興味深かったです。
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