多面的な魅力で多くのファンを獲得している藤井風さん!
その英語力に驚かれた人も多いのではないでしょうか。
なんとあの英語は完全に独学で学んだとのこと!
一体どんな方法だったのか、調べてみました。
藤井風の英語勉強法
父親からの音楽の英才教育
藤井風さんを語る上で、お父様は欠かせない存在ですが、やはり、藤井風さんの英語力にも深く関わってきます。
毎度おなじみのETお父様。
藤井風さんもお父様も、彫りは深いが外国の血は全く入っていない、純日本人です。
藤井風さんは、音楽好きのお父様より幼い頃から様々なジャンルの音楽を聞かせてもらっていたといい、それが今の藤井風さんの音楽的な土台となっていることは、ご存じの方も多いかもしれません。
その中で、お父様は絶対音感を身につける教育にも力を入れていて、藤井風さんは「おとんに教え込まれたけど、ゲーム感覚で楽しくて苦痛ではなかった」と答えています。
そのおかげで、耳で入ってきた音楽や情報を自分の思い通りに表現できる具現化能力がずば抜けて高くなりました。
簡単にいうと「耳が良い」ということですね!
耳で聞いた洋楽の英語の発音をインプットし、自分の発声で完全に再現して発音できる訳です。
具現化能力については、下記の記事でも触れています。
耳の良さを引き出した父親についてはこちら↓。
昭和の歌姫・美空ひばりさんも、全く英語は喋れなかったけど、耳で聞いて洋楽の発音は完璧だと言われていましたね。
間違いなく、藤井風さんと同じ良い耳をお持ちだったのでしょう。
ちなみに、藤井風さんの10歳上の姉は、カナダの大学へ留学をされていました。
そのお姉さんに影響された可能性、また、実際に英語を教えてもらっていたこともあるかもしれませんね。
英語に特化した高校に通っていた
藤井風さんが通っていた高校は「岡山県立岡山城東高等学校」です。
この高校は新しいタイプの高等学校でグローバル人材の育成に取り組んでいて、英語教育に特化しているようです。
本校は2014年からの5年間、文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、グローバル人材の育成に取り組んできました。開校以来の海外文化体験研修や海外での学類研修に加え、海外の人々とのオンライン交流など、生徒の視野やフィールドを世界に広げてきました。さらに一昨年度から、文部科学省の新たな事業である「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定を受け、「ステージは『世界』だ!~岡山発グローバルリーダーの育成~」というテーマで、さらに研究実践を進めているところです。
岡山県立岡山城東高等学校
とにかく授業を良く聞くようにして、頑張って英語の勉強をしていた、家に帰ったら英語と音楽漬けだったと、藤井風さんは高校時代を振り返っていました。
また、岡山城東高校は岡山県で音楽を専門に学習できる唯一の公立高校とのことで、まさに藤井風さんが通うのにピッタリの高校でした。
お膳立てされたような素晴らしい環境ですね!
昼休みにはみんな中庭で楽器を演奏したりしている「中庭コンサート」というものがあるようで、いつも藤井風さんは中庭にいたと話していました。
ミカタ合唱。シュールw pic.twitter.com/z4ll9q4Zev
— 藤井 風 (@FujiiKaze) April 10, 2019
これもその一環?キーボードが高校時代の藤井風さんのようです。
藤井風さんの歩んできた道を見ると、様々なスクールや選択肢があふれている都会とは全く違うものの、岡山という自分の慣れ親しんだ地元に、藤井風さんにとって最善のルートが用意されていたような、必要なものは全て揃っていたんだなという運命的で神がかったものを感じますね。
上手く表現できませんが。。。
そういう過程から、藤井風さんのスピリチュアルな人生観が生まれたのかもな、とも感じています。
英語が好きで楽しくて、絶対に喋れるようになりたいという情熱
最後は、とにかく気持ちの面ですね!
生配信ライブで、英語習得のコツを聞かれた際に
英語はもう耳コピ。発音を真似して、恥を捨てること。
子供扱いされてもええから。恥とプライドを捨てて。
ワシ日本語も下手じゃけん、失うものがない
と答えています。
確かに日本語も英語も岡山弁も、境目がなくなって「藤井風語」を話しているような印象の時ありますね(笑)
藤井風さんには、自分の音楽を世界に届けたいという思いがあります。
そのために英語を習得したい、とにかく伝えたいという強い気持ちで、笑われても何でも喋り続けるのが大事なようですね。
日本人は特に、この「恥」の感情が強いため、英語の習得率が諸外国よりも低いと言われています。
英語だけに留まらず、この「藤井風マインド」は、あらゆることに必要なのかもしれませんね!
英語のネイティブスピーカーからの評価
藤井風さんは、自分の楽曲の解説を英語で行う動画を配信されています。
英語で話して、岡山弁の字幕がつくという斬新なスタイル(笑)
字幕のフォントやシチュエーションで、なんだかハリウッドスターからのメッセージみたいな佇まいがありますね。
歌っている時、岡山弁で話している時、英語で話している時と「全て別人格なんじゃないか」と思うくらいのギャップで、その振り幅の広さに「もっと知りたい!」とどんどん深みにはまっていっちゃいます。
この動画をネイティブスピーカーが評価するという動画があり、2つの動画を参考にしましたが、
双方ともに高評価でした!
評価内容をまとめると以下の通りです。
・英語はとても上手
・アメリカ英語寄りの発音
・Rの発音がキレイ
・細かい文法間違いはあるが問題がないレベル
会話力は不明ですが、
少なくともスピーキング能力は問題なく、英語はとても上手ということですね!
英語力もさることながら、英語で話していたその達観した人生観や、自分や社会との向き合い方に驚きました。
英語に対する情熱もそうですが、自分が信じるものを真っすぐに発信できる芯の強さが藤井風さんの魅力でもありますね。
押し付けるのではなく、どんな人でも思わず受け入れてしまうような優しさをまとわせて届けようとしている姿勢が、本当に素晴らしいなと思います。
藤井風はハーフではなく英語は完全独学!岡山を一歩も出ずに習得した勉強法とは まとめ
【藤井風さんの英語習得方法】
・耳で聞いたものをそのまま発音できる良い耳(インプット力)を音楽から鍛えた
・英語に特化した高校で基礎からしっかりと学んだ
・英語を話したいという情熱で、楽しみながら勉強に打ち込んだ
・とにかく恥とプライドを捨てて、英語を話しまくる
【ネイティブスピーカーからの評価】
・藤井風さんの英語は上手い
・アメリカ英語寄りの発音
・Rの発音がキレイ
・細かい文法間違いはあるが問題がないレベル
耳を鍛えるということと、好きなものに打ち込む情熱が大事ということでした!
「どうせ天才だからできただけだろ」と思いがちですけど、何かを身につけたいと思ったら英語に限らず、
しかないということですよね。
藤井風さんの場合も、多くの人に音楽を届けたいという明確な目的のもと、インプットを継続しています。
「好きな音楽」や「好きな英語」だったからここまで情熱を持てたのだろうし、幼少の頃から音楽と英語漬けの毎日が苦にならず、ここまで上達できたのだと思います。
いくら良い耳を持っていたとしても、学習を習慣化できるくらい好きでいられる情熱がないと、絶対に上達はしませんから。
つまり、藤井風さんの英語習得方法は、誰でも再現可能な、とても本質的な学習方法だと思いました!
語学はコミュニケーションの道具なので、英語を話せるようになって何をしたいかを明確にして、恥を捨てて楽しみながら学ぶのが一番ですね!
コメント
コメント一覧 (2件)
彫り、だからね
ご指摘ありがとうございます!
誤字失礼いたしました。修正しました。