2021年のM-1グランプリで、最下位という結果ながらも、確実に見る人の心に爪痕を残したランジャタイ!
💥#ランジャタイ の意気込み💥
— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 14, 2021
国崎:みんな見てね♡
伊藤:優勝します!今持てるすべての力を決勝で出したいです。#M1 #M1グランプリ pic.twitter.com/9Of3Ti1sMo
審査員を務めた落語家の立川志らく師匠も、心を鷲掴みにされた1人。
松本人志やオール巨人が87点と低評価をつける中で、志らく師匠は96点と高得点をつけています!
M-1後のツイートから、ランジャタイの登場頻度が増えていて、どんどん沼落ちしていく志らく師匠。
そして、ランジャタイに夢中になる志らく師匠を見て、志らく師匠に対する見方が変わって、何だかにやにやが止まらない人も多いかもしれませんね。(私もその一人)
どんどんランジャタイの虜になっていく様子が分かる、志らく師匠のランジャタイに関するツイートを集めました!
かわいい志らく師匠を一緒に眺めてにやにやしましょう!
目次
M-1直後のツイート
M1、錦鯉おめでとう。私は一回戦は好みで点数を入れさせてもらってる。だからランジャタイはイリュージョン。限りなく100点に近い96点。で決勝は彼らの人生がかかっているから好みではなく1番受けた漫才を選ぶ。錦鯉はただのお馬鹿ネタかと思いきやあのシュールな落ち。痺れた。おじさんの涙美しい。
— 志らく (@shiraku666) December 19, 2021
採点直後の審査員コメントでは
「私だけ変な感じ。はじめはふざけんなと思ったが、漫才はふざけるものだと。0か100かの評価じゃないですか」と答えています。
志らく師匠が扉を開けた瞬間です。
ここからは、時系列に沿って、ツイートを紹介していきます。
時系列に沿ったツイートまとめ
12/20(月) ランジャタイにどんどんハマり倒していく志らく師匠
M-1グランプリの翌日には、午前と午後に連投してこうツイートしています。
ランジャタイのネタは落語で言うところのひとりキチ○イ。野ざらし、湯屋番、二階ぞめきなど。あと私が立川ボーイズ時代によくコントでやっていた。あと私の劇団下町ダニーローズでモロ師岡さんがあの手法で笑いをとり私が突っ込んでいた。でもそれらを遥かに超えたイリュージョンであった。
— 志らく (@shiraku666) December 19, 2021
わかった!昨日のランジャタイのネタ、私のせんきの虫だ。あの中村勘三郎さんが慄いた平成中村座の談志追悼公演でやった、せんきの虫。爆笑とポカーンが入り混ざるイリュージョン落語。どこかでやらないと。ENGAEグランドスラムかなあ。NHKの志らくの演芸図鑑だと視聴者が高齢者だからポカーンになる。
— 志らく (@shiraku666) December 20, 2021
ランジャタイに想いを馳せ続け、体中を駆け巡った末に、
ランジャタイの漫才は志らく師匠を自分の青春時代まで飛ばしたようですね。
自分も若い頃、 0か100かの評価の分かれるイリュージョン落語で攻めていた時期の思い出が蘇ってきたようです。
そして、新たなコント大会の着想にまで広げていきます。
訂正
— 志らく (@shiraku666) December 20, 2021
ランジャタイ、ジャルジャル、トムブラウン、金属バッド、ザコシ&コウメ太夫らでIR GP、つまりイリュージョングランプリを開催したら面白い。ぶっ飛んだ、時代を先に見た漫才、コントの大会。落語家で入れる若手はいないな。私が若ければ絶対に出場した。
訂正、金属バッド→金属バット https://t.co/WbI5D4vR4A
— 志らく (@shiraku666) December 20, 2021
とにかく出演者がぶっ飛んでますね(笑)
2018年のM-1に出場したジャルジャルに99点、トムブラウンに97点をつけたことからも、
志らく師匠は新しくて型破りなものが好きなんでしょうね。
なんと、自分も若ければ出たかったと前向きです!
過去の自分を投影して、時代に切り込んで自分が信じる表現をしていた楽しさが湧き上がっているのかもしれません。
そして金属バットの名前をわざわざ訂正して投稿するあたりに、志らく師匠の律義さも出ていますね。
12/21(火) さらに深く潜ってランジャタイを分析してみる
きっとランジャタイのことを色々検索していたのでしょう。
M-1グランプリ2日後には、ランジャタイのことを扱う記事を引用して、志らく師匠はこうツイートしています。
談志の落語イリュージョン論、そして私の敬愛してやまない大林宣彦監督の後期の作品にも触れているツイート。私よりも遥か前に気がついていた人がいた。素晴らしい。
— 志らく (@shiraku666) December 21, 2021
ランジャタイという漫才師について - 青春ゾンビ https://t.co/IWhNaeiqCa
リンク先の記事では、かけ離れた世界へ見る者を連れて行ってしまうランジャタイの漫才を「イリュージョン漫才」と称して、立川談志の提唱した”イリュージョン”という概念と繋ぎ合わせて紹介しています。
また、落語だけでなく、宮崎駿、大林宣彦らの後期の映画作品もイリュージョンが適用できるよねと、とても壮大な話になっています。
とても良い記事なので、良かったら読んでみてください。
確かに、ランジャタイ国崎さんの、一言シチュエーションを発して役だか何だか分からないものを憑依させて表現する姿は、マクラから役になりきって本題に入る落語と似てる気もしますね。
自分の師匠の論理や、敬愛している大林宣彦監督作品との共通点を指摘され、
「自分と同じことを考えている人がいた!」と、志らく師匠は静かに感動されています。
追伸。
— 志らく (@shiraku666) December 21, 2021
落語のピンで演じた志らく落語に若者は熱狂したが古い落語ファン、落語家達はこんなの落語じゃないと否定した。でも談志だけは志らくが1番、こいつの才能にやがて皆食われると言ってくれた。ランジャタイと同じだなあ^_^プラス金属バットか。今はひるおびのおじさんのイメージ。丸くなりすぎか
自分の師匠以外からは四面楚歌になっても、
自分が面白いと思う尖った落語を貫いていた自分を懐かしんでいますね。
ランジャタイの漫才は、志らく師匠の青春の思い出の扉もダダ開きにさせてしまったようですね。
12/22(水) 過去の自分のコントをアップしてみる
この日、若き日に立川談春と「立川ボーイズ」として活躍していた時のコント動画を5つ連投。
そのうちの1つがこちら。
(若き日の志らく師匠はなかなか可愛いです)
立川 鳥 https://t.co/L2VvGddw3Z @YouTubeより
— 志らく (@shiraku666) December 21, 2021
私の立川ボーイズ時代のコント。古くさいコントですが。
若手漫才師に触発された志らく師匠はこうツイートしています。
立川ボーイズ時代のコントをアップしたというのはやはり M1のランジャタイや金属バット、勿論錦鯉やオズワルドに刺激されたからか。漫才は相手がいないから無理だがひとりコントは出来るか。来年YouTubeで配信してみようか。映画紹介YouTubeは収録はしてある。
— 志らく (@shiraku666) December 22, 2021
おい志らくYouTubeでコント始めたってよ
まさかのコント師再挑戦で、来年はYouTuberデビューでしょうか!?
12/23(木) 談志師匠だけじゃなくて私も!とご乱心
フォロワーの方からランジャタイの生配信ライブで、
「志らく師匠や落語のことを話していたよ」との報告を受けて、
「ランジャタイ伊藤が談志師匠の芝浜に感動して、コピーして相方の国崎に聞かせた」
というエピソードを知った志らく師匠のツイート。
拝聴しました。談志の芝浜をコピーして相方に聴かせたって。すごいなあ。 https://t.co/tc4F3tYCnb
— 志らく (@shiraku666) December 22, 2021
拡散!私の落語が配信!芝浜!ランジャタイの伊藤君が談志の芝浜をコピーして国崎君に聴かせたって。じゃあ今度は私のをコピーして。ザゼンボーイズ向井秀徳氏が惚れた志らくのらくだ。そして昭和元禄落語心中の声優石田彰氏が参考にした志らくの死神。米津玄師さんの歌でもお馴染み。 M1当日の独演会 https://t.co/0QsIhFvo2M
— 志らく (@shiraku666) December 24, 2021
ランジャタイ伊藤に、今度は自分の芝浜をコピーして国崎に聞かせてあげてと要求するというご乱心。
自分の落語に対するプライドと、ランジャタイへの愛が止まらない志らく師匠です。
12/25(土) 「志らく ランジャタイ」で検索してみる師匠
最近全くエゴサーチはしなくなったが沢山のランジャタイファンからメッセージを頂くので志らく ランジャタイで検索したら驚いた。大騒ぎになっている。良い年末を過ごせそうだ。
— 志らく (@shiraku666) December 24, 2021
そりゃあ大騒ぎにもなりますよ。
この投稿のコメント欄には、
「理解不能でも面白いものは面白い」と胸を張って言える空気を作ってくれた志らく師匠に対して、
・志らく師匠の96点に救われました
・ランジャタイを好きになってくれてありがとう
という、ファンから感謝の声であふれています!
12/27(月曜) 漫才「弓矢」に言及
ランジャタイの弓矢というネタ。これをテレビでやったら放送事故。そのくらいイリュージョン。
— 志らく (@shiraku666) December 27, 2021
面白いと思わない人には、1mmも刺さらないと思いますが、
ランジャタイの魅力が詰まった「好きになった人は抜け出せなくなる」と沼感半端ないネタです。
意味わからなくてめちゃくちゃなので、確かに視聴者を置いてきぼりにするのは間違いないのですが、見た後なんだか幸せになれる気もします。とっても不思議!
12/28(火) ランジャタイファンを公言
あまりランジャタイの話をしていると、もし来年もM1の審査員に呼ばれた場合、そこにランジャタイが出てきて良い点をつけたら、そりゃファンだからだよなと言われて彼らにもマイナスになってしまう。だから今後はこっそりと。
— 志らく (@shiraku666) December 28, 2021
とうとう、志らく師匠はランジャタイのファンだと認めて公言されました!
来年もランジャタイが出てくる前提なのが揺るぎないファンの証拠です。
しっかりと推しのために行動を慎もうとしています。ファンの鏡ですね!
まとめ
ランジャタイに夢中になる志らく師匠のツイートをまとめてみました!
一瞬にして熱狂し、深く考察して熟知し、温かく見守るモードに入る。
人が何かに夢中になり、その人の中に大切なものとして定着していく「ファン心理」をリアルタイムで垣間見た気がして、何だか温かい気持ちになりました。
志らく師匠には、これからもこっそりと、でも時々はツイッターで発信しながら、ランジャタイファンの姿を見せていて欲しいですね。
来年のM-1がどうなるのか、楽しみです!
追記:
その後、沈黙を破ってまた志らく師匠の愛がほとばしり始めました!
詳しくは下記にまとめましたのでご覧ください。
↓ランジャタイ伊藤の出身地は、あのアニメの聖地だった!?