「Get Ready!ゲットレディ」がつまらない理由|半ば怒りの低評価感想レビューを調査

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妻夫木聡さん、藤原竜也さん出演、演出は堤幸彦さんという超豪華な布陣で作られたドラマ「Get Ready!」

名作を多数生み出している日曜劇場の枠で放送ということも加わって期待が相当高かった作品ですが、放送が進むにつれて「つまらない」という低評価が増えています。
しかも、不快だと怒りに満ちた感想もあるのも特徴的。

「低評価を知れば本質が分かる」という持論を持つ筆者は、物事のネガティブな意見を良く参考にするのですが、この記事では下記をまとめてみました

  • ドラマ「Get Ready!」の低評価
  • ドラマ「Get Ready!」を楽しめるのはこんな人

参考にしていただけたら嬉しいです。

当記事画像出典:(C)2023「Get Ready」TBSテレビ

ネタバレを含む感想については、【ネタバレ有り】と表記してクリックすると表示される仕様にしています。
詳しい内容を知りたくない方はご注意ください。

ドラマ「Get Ready!」のあらすじ

多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チーム!
チームを率いる孤高の天才執刀医・エースが患者を選ぶ基準はただひとつ…“お前に生き延びる価値はあるのか?”生きる意味を問いただす、異色のヒューマンドラマ!

妻夫木が演じるのは、孤高の天才執刀医・波佐間永介(通称:エース)。
昼間は自身の店であるパティスリー「カーサブランシェ」でパティシエをしている。しかしそれは表の顔で、裏では法外な報酬と引き換えに超人的なオペ技術でどんな手術も請け負う闇の最強医療チームを率いる絶対的存在である。パティスリーの地下には最新機器を取り揃えたオペ室があり、他で見放された患者を対象にオペを行っている。

そしてエースの相棒ともいえる存在が、藤原演じる下山田譲(通称:ジョーカー)。表の顔は優秀な国際弁護士で、エースとのとある出会いをきっかけに、エースがオペを行う患者と交渉する役割を担っている。
その他、松下奈緒演じる凄腕オペナース・依田沙姫(通称:クイーン)、日向亘演じる若き万能ハッカー・白瀬剛人(通称:スペード)がチームメンバーとして活躍。

この闇医者チームは、ターゲットとなる患者の前では仮面で顔を隠し、その正体は世の中には知られていない。素顔を隠し、秘密裏に医療行為を行う理由はいったい何なのか?現在の医療界では不可能な医療も可能に変えてしまう彼らのオペは、エースの「Get Ready」という言葉で始まる。
孤高の天才外科医が、最強チームを引き連れて患者の人生に鋭くメスを入れていく!1話完結&完全オリジナル、前代未聞のダークな医療ヒューマンエンタテインメントの幕が開く――。

出典:filmarks「Get Ready」紹介ページ

ドラマ「Get Ready!」がつまらないという感想

「つまらない」と指摘されている点をまとめてみると、

  • とにかく脚本が酷い
  • 演出が安っぽい。学芸会を見ているよう。ダサい。
  • コミカル要素が作品から浮いている
  • 俳優の無駄遣い
  • 残忍な描写がある犯罪の回にもギャグを入れてくるモラルの無さ
  • ブラックジャックのパクリなのが気になる
  • 日曜夜の21時に見て活力になるような内容ではない

このような声が多かったです。

「TRICK」「SPEC」など、個性とお笑い要素が強めの堤幸彦さんの作品が好きな方も、今作の演出は受け入れられないという感想を持っている方が多いです。

低評価は、杉山哲太さんがゲスト出演した娘の復習に走る父親を描いた「第3話」に対して言及している方が特に多いですね。
俳優さんそれぞれの演技は素晴らしいけれども「残忍なシーン自体が不快」「この話にも寒いギャグを入れてくるのはモラルを疑う」という辛辣な意見が目立ちました。

ちなみに、低評価の内容が今期放送中の警視庁アウトサイダーに酷似しているんですよね。

「警視庁アウトサイダー」の演出を担当している「木村ひさし」監督は、堤幸彦監督の元で助監督を務めながら演出を学びました。
いわば、堤幸彦監督の門下生のような存在ですね。

師匠と弟子が同クールでドラマ演出を担当し、同じような感想を持たれているというのも、何だか面白いなと思ってしまいます。

ドラマ「Get Ready!」がつまらないという感想一覧

実際の感想を見ていきましょう。

つまんな過ぎてビックリした! 妻夫木聡さんも藤原竜也さんも池松壮亮さんも、いい意味でお仕事選ぶイメージがあったから尚更ビックリ。

前、成田凌さんが無実の罪で追われて逃亡しながら行く先々で手術しては人命を助けてまた逃げるっていう無茶苦茶なドラマ思い出してしまった。
あれも相当くだらんかったけど今回もひどそう。いい役者さんが出てるのにもったいないわ〜。あの仮面がもう安っぽくてがっかり。

出典:Yahooテレビ みんなの感想レビュー

ここまでアホらしいとやばいですね。 妻夫木聡、藤原竜也クラスが主演する ドラマじゃないな。 新人若手俳優の登竜門になるドラマレベル。

この内容なら日曜朝の特撮ヒーロー時間帯に 新人を使って放送すればいいと思う。 最近の日曜劇場はつまらない脚本ばかりだけど、そのレベルすらも超越する安堂ロイドのような激ヤバの異次元ドラマをごくまれに放送するよね。
ターゲットにしている視聴者層がわからないよ。 視聴率の取れるゴールデン時間帯なのにTBSは大丈夫なんだろうか?

出典:Yahooテレビ みんなの感想レビュー

脱落。
妻夫木聡と藤原竜也の2大巨頭でこのクオリティは残念すぎる。
堤幸彦はやっぱ自分には合わない。
ただの雇われエンタメ監督なんだよなぁ。

SPECほどブッ飛んだ演出や設定じゃない分、こちらの堤演出はギャグやコメディ要素が中途半端なんだよな。
シリアスなストーリーだけでも良かったのに、変に入れてくるから、批判的な意見が出るんだと思う。 また、細かな設定が雑すぎて気になる。(刺されて手術した後なのにきれいなシャツとか、あんな細い地下への階段でどうやって手術室を作れたの?、その他もろもろのシーンがリアリティがなさすぎる)

出典:Yahooテレビ みんなの感想レビュー

きょうび、こんなくだらないドラマを作る人がいるんだな、と逆に感心しました。

めちゃくちゃ駄作なのは言わずもがなだが、主人公が天才外科医、法外な手術費を請求、半分白髪で苗字が間
ブラックジャックを詳しく知らない自分でもパクリと気づくレベルなのにオリジナルを主張するとか面の皮が厚すぎる
こんなパクリが許されるならなんでもありになってしまう

出典:Yahooテレビ みんなの感想レビュー

・凄惨な暴行シーン
・刑事たちのボケ

これらを同一回で、しかも直後に描く感性は、受け入れがたい。
で、「生きる価値がある人間か」を、仮面医師たちが判断するという、不可解な設定のドラマだが…

暴行殺人犯と、復讐のために奴らを殺そうとする被害者父という、今までにない難解なパターンを持ってきた。 だったら尚更、刑事たちのボケは不要だった。それでもやはり、暴行シーンを日曜劇場では観たくないという思いは変わらないが。

暴行殺人犯に死の恐怖を与え、被害者父を殺人犯にしないという形で締めていたが… 視聴後に残ったのは、暴行殺人犯への怒りと、被害者の無念さと、暴行シーン&ボケを描いた制作陣への失望のみ。

なんとも後味の悪い回だった。

出典:Yahooテレビ みんなの感想レビュー

3話まで視聴済み。
「悪事を抱える患者が改心すれば手術する」の繰り返しになっている為回を重ねる事に退屈になる。手術シーンも初めこそ最新鋭の機器にスタイリッシュな手術で新鮮味に溢れていたが、ここも絶対に失敗しない手術の繰り返しで定型化されてしまっている。
堤幸彦監督特有のギャグ描写は元より好きだが、本作とのマッチ度は低め。無理くりにギャグを入れているような印象でアンバランスだ。
三陣営の構図の割に警視庁も大病院もギャグ要員になっていて残念。

これ堤幸彦演出なんだよね。なんか全然彼らしくないんですけど。本気で撮ってます?なんか寝ながら撮影してるんじゃ無いのか?体調が悪いのか。それとも頼まれちゃったからやっつけ仕事なのか?どうもそんな感じ。

女の子が親切に倒れている人に声をかけたら後ろからバットで殴られて、リヤカーで運ばれて、集団レイプされて、生き埋めされるっていう、こんな酷いことをテレビで放映するのはプロデューサーは頭がおかしいんじゃないの。真似する人が出てきたらどうするの?やっぱり私はこういうグロいドラマは性に合ってないな。

出典:Yahooテレビ みんなの感想レビュー

あんな事件を起こした奴なんか活かす価値ないのでは。 娘をレイプされて生き埋めにされて殺されて…。どんな思いだったか。 一年後に糸が溶けるとかそんな簡単な問題なのか? こういう事件の話でサッカーボールでふざけるとかすぐコケる女刑事とかのふざけた場面いらない。 面白いとでも思ったのかな? どういう理由でも不愉快です。何考えているんだこの脚本家は。 本当に胸糞悪い。この脚本家はちょっと…人の心の痛みが分からないのかな?

出典:Yahooテレビ みんなの感想レビュー

ドラマ「Get Ready!」が面白いという感想

反対に、ここでは「Get Ready!」が面白いという感想も紹介します。

最初はどうかな、と思ったけれどめげずに見てて良かったです。回を増すごとに面白い。でも、皆さん仰るように看護師達の会話と毎回コケる女刑事ややたらうるさい刑事は要らない。別に重要でも無く面白くも無くアクセントにもなっていない。只々ウザイだけ。

観ていて重い気分にはならず、昔の時代劇的な感じ。
あり得ない設定だけど、役者さん達の演技が上手いのでコミカルな場面もシリアスな場面も安心して観ていられる。
第一話よりは今回の方が面白かった。
1話目より2話目。2話目より3話目…という風に、これからもっとぶっ飛んだ感じになることに期待。
あの女子高生の存在も意味があるから、キャスティングしているんだろうし。

第3話は賛否両論ありましたが、第4話については高評価も増えてきた印象です。
毎回のゲスト俳優の方々の演技は評判良く、特に第4話の美村里江さんの演技には惹き込まれて涙した人も多いようです。

「だんだん面白くなってきた」という方も「刑事のギャグシーンと大学病院の会話はいらない」という意見は一致しているようですね。
ギャグ演出は、今後も続くのでしょうか。

ドラマ「Get Ready!」を楽しめるのはこんな人

ドラマ「Get Ready!」を楽しめるのはこんな方じゃないかな?と考えます。

・演出のダサさやクセの強いコミカル要素を受け流せる方
・むしろそのダサさやトンデモない設定を楽しめる方
・ストーリーに関係なく、俳優さんの演技を楽しめる方

回を追うごとに見応えが増しているという感想もありますが、トンチキな設定を反対に楽しめる人には向くかもしれないですね。

>>「映画」記事一覧
>>「つまらない」感想まとめ

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